※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。
東京2020の大会計画が、公式ホームページによって発表された2015年から約4年が経ち、各競技日程も決まり、来年に迫った開催まで待ちきれない人も多いでしょう。
開会式は7月24日(金)とされていますが、それ以前に開催される競技があることが意外に知られていません。
今回は開催期間中の競技日程とともに、気になる列車の交通量や渋滞についてもご紹介していきます。
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東京2020オリンピック競技大会の開催期間
真夏に開催されるオリンピックのため、競技を行う選手はもちろん、観客にも十分な熱中症対策が必要になってきそうです。7月24日から8月9日
計33の競技が7月24日(金)〜8月9日(日)まで行われます。開会式は7月24日の20時から予定されていて、午前中にもアーチェリーとボートが予定されています。この2種目が行われた後、20時からいよいよ開会式という流れです。競技開始は開会式より早い22日から
開会式に先立って、女子ソフトボールが7月22日(水)が福島で開催されます。同じく女子サッカーも同日に試合が組まれており、札幌、宮城、東京でプレイボールとなります。開会式前日に当たる23日にも同競技が継続して行われ、本格的なメダルイベントへと移行していきます。各種目の日程は?
野球・ソフトボール・サッカーの3つの競技が開会式に先立って開催され、最初のメダルイベントとなるのが「射撃女子10mエアライフル」です。また多くの観客と視聴者が見込める8月1日・2日の週末には、「柔道混合団体」や男子サッカーの準々決勝が開催されます。競技日程
開会式 |
7月24日 | 国立競技場 |
サッカー |
7月22日〜8月8日 |
国立競技場・札幌ドーム・宮城スタジアム・茨城カシマスタジアム・埼玉スタジアム2002・横浜国際総合競技場 |
柔道 |
7月25日〜8月1日 |
日本武道館 |
アーチェリー |
7月24日〜8月1日 |
夢の島公園 |
ボート |
7月24日〜7月31日 |
海の森水上競技場 |
フェンシング |
7月25日〜8月2日 |
幕張メッセ |
バドミントン |
7月25日〜8月3日 |
武蔵野の森総合スポーツ施設 |
テニス |
7月25日〜8月2日 |
有明テニスの森 |
ウエイトリフティング |
7月25日〜8月5日 |
東京国際フォーラム |
ビーチバレー |
7月25日〜8月8日 |
潮風公園 |
バレーボール |
7月25日〜8月9日 |
有明アリーナ |
ハンドボール |
7月25日〜8月9日 |
国立代々木競技場 |
バスケットボール |
7月25日〜8月9日 |
さいたまスーパーアリーナ・青海 |
ボクシング |
7月25日〜8月9日 |
両国国技館 |
射撃(ライフル) 射撃(クレー) |
7月25日〜8月3日 7月26日〜8月1日 |
陸上自衛隊 朝霞訓練場 |
馬術(総合馬術) 馬術(馬場馬術) 馬術(障害馬術) |
7月31日〜8月3日 7月25日〜7月29日 8月4日〜8月8日 |
馬事公苑・海の森クロス カントリーコース |
体操(体操) 体操(トランポリン) 体操(新体操) |
7月25日〜8月4日 7月31日〜8月1日 8月7日 〜8月9日 |
有明体操競技場 |
水泳(競泳) 水泳(飛込) 水泳(アーティスティック) |
7月25日〜8月2日 7月26日〜8月8日 8月3日〜8月8日 |
オリンピックアクアティックスセンター |
水泳(水球) |
7月25日〜8月9日 |
|
水泳(マラソン10km) |
8月5日〜8月6日 |
お台場海浜公園 |
自転車(ロードレース) |
7月25日〜7月29日 |
|
自転車(トラック) |
8月3日〜8月9日 |
伊豆ベロドローム |
自転車(BMX) |
7月30日〜8月2日 |
有明BMXコース |
自転車(MTB) |
7月27日〜7月28日 |
伊豆マウンテンバイクコース |
レスリング |
8月2日〜8月8日 |
幕張メッセ |
ホッケー |
7月25日〜8月7日 |
大井ホッケー競技場 |
セーリング |
7月26日〜8月5日 |
江の島ヨットハーバー |
カヌー(スラローム) |
7月26日〜7月31日 |
葛西臨海公園隣接地 |
カヌー(スプリント) |
8月3日 〜8月8日 |
海の森水上競技場 |
ラグビー |
7月27日〜8月1日 |
東京スタジアム |
卓球 |
7月25日〜8月7日 |
東京体育館 |
ゴルフ |
7月30日〜8月8日 |
霞ケ関カンツリー |
陸上(トラック) |
7月31日〜8月9日 |
国立競技場 |
陸上(競歩) |
7月31日〜8月8日 |
皇居外苑 |
陸上(マラソン女子) 陸上(マラソン男子) |
8月2日 8月9日 |
国立競技場 |
トライアスロン |
7月27日〜8月1日 |
お台場海浜公園 |
テコンドー |
7月25日〜7月28日 |
幕張メッセ |
近代五種 |
8月6日〜8月8日 |
東京スタジアム・武蔵野の森総合スポーツプラザ |
野球・ソフトボール |
7月22日〜8月8日 |
横浜スタジアム・福島あづま球場 |
空手 |
8月6日〜8月8日 |
日本武道館 |
スポーツクライミング |
8月4日〜8月7日 |
青海アーバンスポーツ会場 |
スケートボード |
7月26日〜8月6日 |
有明BMXコース |
サーフィン |
7月26日〜7月29日 |
釣ヶ崎海岸 |
閉会式 |
8月9日 |
国立競技場 |
大会期間どんなことがある?
オリンピック大会中の週末は「スーパーサタデー」「ゴールデンサンデー」と銘打ち、人気競技やトーナメント制で争われる競技の決勝戦を集中させています。最終日の8月9日には男子マラソンを組み込み、大会のフィナーレを飾るにふさわしい盛り上がりを見せそうです。
開会式前後4連休、閉会式前後は3連休
日本国民に広くオリンピックを楽しんでもらう措置として、政府は2020年に限り休日を移動させました。本来7月20日(月)にあたる海の日は、23日(木)の日に移動。24日(金)は10月第二月曜日である「体育の日」を改め「スポーツの日」とし、7月23日〜26日までを4連休としました。
また、8月11日(火)の「山の日」も10日(月)に移動させることによって8月8日〜11日までが3連休になっています。
祝日を1年限りで移動させるのは、1948年に祝日法が施行されてから初めてのことであり、観光客の増加や首都圏の混雑に対応するための処置が狙いです。
ただし、この対応は首都圏では歓迎されている一方、地方からは「首都圏だけに適用し、全国にまで適用するべきではない」と怒りの声も上がっています。また「学校や会社が休みになっただけで交通機関の混雑は緩和されない」など、政府の対応が疑問視されています。
終電の時間が2時半に!
オリンピックが開催されることによって、交通機関を利用する人が1割弱増えると予想されています。加えて競技によっては終了予定時刻が23時に迫るものもあり、早朝だけではなく、深夜まで電車を利用する人が出てくることが予想されます。
この問題に対処するために、JRや大手私鉄19社が列車の増発、深夜運行を検討しています。山手線・都営地下鉄では深夜2時、その他の路線でも深夜1~2時台までの運行を予定しているようです。
ただ、オリピックの開会式・閉会式が行われる7月24日深夜から8月9日深夜までの運行であり、パラリンピック期間中は深夜運行が予定されていません。
・列車の増発
銀座線、有楽町線、南北線では、競技スケジュールに合わせて早朝・日中・夕夜間・深夜時間帯に増発
・終電の繰り下げ
東京メトロ線全線にて終電の時間を遅くする対応をし、最終電車到着時刻は、
銀座線 浅草駅(浅草方面)26時~26時30分
銀座線 渋谷駅(渋谷方面)26時~26時30分
丸ノ内線 方南町駅(荻窪・方南町方面)25時30分~26時
丸ノ内線 荻窪駅(荻窪・方南町方面)26時~26時30分
丸ノ内線 池袋駅(池袋方面)26時~26時30分 などになる予定です。
交通渋滞解消はできるのか?
首都圏で1日の通勤通学の鉄道利用者はおよそ790万人と推定されています(中央大学田口東教授によるシュミレーション)。オリンピック期間中はこれに10%が加算されると言われ、利用者は870万人程度。列車の増発や深夜運行で十分に対処できそうな数字ですが、問題は競技場の最寄駅にあります。
増加率は10%程度にとどまるものの、最寄駅には利用客が2倍に膨れ上がり、さらに競技場が分散しているため、乗り換え駅にも人が集中する事態になるでしょう。
同じように東京駅や新宿駅といった「ハブステーション」も朝のラッシュアワーから混雑することを避けられないようです。
こういった事態に対して、政府は2019年7〜8月に渋滞対策の総合テストを実施するとし、交通量削減の目標を10%に定めました。
企業・団体にも出社の必要がないテレワーク(在宅勤務)の推進や時間差出勤を行うように呼びかけています。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催、要は「交通機関」
東京オリンピック競技大会組織委員会では「コンパクトな五輪」をコンセプトに掲げてきましたが、結果として競技場は分散しています。こうした状況で、交通機関の渋滞緩和が最も大きな課題となると見られています。開催期間中の週末に競技場での観戦を予定している地方在住者であれば、いかに渋滞を避けた計画を立てられるかが鍵になってきそうです。
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