都道府県&市区町村魅力度ランキング2017&2018 | 6年連続最下位「茨城県」でも訪日外国人に人気のスポットとは?

公開日:2019年08月23日

ブランド総合研究所が発表している都道府県や市区町村についての魅力度ランキングは、各県の魅力度や人気を測る上での1つの指標となります。

各地方の魅力や人気を測るためのデータや統計は数多くありますが、100以上の項目について精査して決定される魅力度ランキングはエビデンスとしても有効なデータであるといえるでしょう。

この記事では、2017年と2018年における魅力度ランキングの結果と考察についてまとめています。 


魅力度ランキングとは?調査方法は?

魅力度ランキングは、ブランド総合研究所によって1年ごとに発表されるランキングです。全国の都道府県や主要市区町村についての総合的な魅力度をランキング付けしており人気テレビ番組や情報雑誌などのメディアでも取り上げられるほどの知名度です。

魅力度を測る上では認知度、情報接触度、一般人からのイメージなどの110項目が調査されており、各都道府県や地方自治体では魅力度ランキングの順位向上を目標の1つにかかげるケースも多くなっています。

この魅力度ランキングは2006年にスタートし、昨年2018年には第13回目のランキングを発表しています。 

2017年魅力度ランキング

2017年の都道府県別魅力度ランキングでは1位が北海道、2位には歴史的建造物や伝統文化の面影が今も残る京都府、3位には日本の首都で流行の発信地でもある東京都がランクインしています。
最も大きく順位を上げたのは広島県で、前年の23位から17位へと大幅にランクアップしています。

一方、群馬県や栃木県、茨城県などの北関東3県ではいずれも41位以下となっており、首都圏の埼玉県も同様に44位と低い結果となっています。 

2017年魅力度ランキング

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順位

都道府県 魅力度
1 北海道 60.3
2 京都府 48.9
3 東京都 38.8
4 沖縄県 35.4
5 神奈川県 33.4
6 奈良県 29.1
7 大阪府 27.9
8 福岡県 25.4
9 長野県 25.1
10 石川県 24.4
11 長崎県 22.0
12 兵庫県 21.3
13 宮城県 20.2
14 静岡県 20.1
15 愛知県 19.2
16 広島県 18.3
17 青森県 17.7
18 鹿児島県 17.1
19 千葉県 17.0
19 宮崎県 17.0
21 大分県 16.6
21 熊本県 16.6
23 富山県 15.4
24 秋田県 15.3
25 山梨県 15.1
26 新潟県 13.8
27 島根県 13.6
28 高知県 13.4
28 滋賀県 13.4
30 三重県 13.2
31 和歌山県 12.8
31 山口県 12.8
33 香川県 12.7
34 愛媛県 12.6
34 岩手県 12.6
34 福島県 12.6
37 岐阜県 12.5
38 山形県 12.3
39 福井県 11.4
40 岡山県 10.9
41 鳥取県 10.8
41 群馬県 10.8
43 栃木県 10.3
44 埼玉県 10.2
45 佐賀県 9.6
46 徳島県 9.1
47 茨城県 8.0

2018年魅力度ランキング

2018年の都道府県別魅力度ランキングにおいてと首位、最下位は前年と同様に北海道と茨城県でした。

北海道は10年連続の首位、茨城県は6年連続の最下位となっておりトップ・ワーストの順位にはしばらく変動がない状況が続いています。

また、全体としても前年ほどの大きな順位変動はなく山形県、岩手県がそれぞれ38位から30位、34位から26位へと8つ順位を上げる結果となりました。

2018年魅力度ランキング

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順位 都道府県 魅力度
1 北海道 59.7
2 京都府 52.2
3 東京都 41.9
4 沖縄県 41.2
5 神奈川県 36.7
6 奈良県 32.6
7 大阪府 31.8
8 福岡県 28.1
9 長野県 26.4
10 長崎県 26.3
11 石川県 25.7
12 兵庫県 24.7
13 静岡県 24.3
14 宮城県 23.5
15 愛知県 23.2
16 千葉県 21.1
17 広島県 20.2
18 鹿児島県 20.1
19 青森県 19.0
20 宮前県 18.8
21 熊本県 18.7
22 富山県 18.5
23 大分県 17.9
24 秋田県 16.9
25 山梨県 16.5
26 岩手県 15.8
27 福島県 15.7
27 愛媛県 15.7
29 三重県 15.4
30 山形県 15.3
31 新潟県 15.2
32 島根県 14.8
32 高知県 14.8
34 香川県 14.4
34 岡山県 14.4
36 和歌山県 14.0
36 山口県 14.0
38 滋賀県 13.9
39 福井県 13.3
40 岐阜県 13.0
41 鳥取県 12.9
42 群馬県 11.8
43 埼玉県 11.4
44 栃木県 11.3
44 佐賀県 11.3
46 徳島県 9.8
47 茨城県 8.0

最下位の茨城県…それでも人気スポットは存在

魅力度ランキングでは最下位が続いている茨城県ですが、訪日外国人から人気の観光スポットもあります。

以下では、茨城県の人気スポットと訪日外国人からの口コミについて紹介します。 

ひたち海浜公園

ひたち海浜公園は茨城県東部にある国営公園です。

200ヘクタールの広大な園内にはネモフィラやチューリップなどの植物が生育されており季節によってさまざまな様相を呈します。

トリップアドバイザーにおいても1,150件もの口コミが寄せられており、そのうち67%が「とても良い」または「良い」評価となっています。

以下は、トリップアドバイザーに寄せられた訪日外国人からの口コミです。 

Wow - when we first saw the hills of Nemophila growing and the path to the top of the hill with hundreds of people on it - it was unbelievable. 「ワォ、私たちが最初にネモフィラが育つ丘と何百人もの人がいる丘の上への道を見たとき…信じられない光景でした。」 

牛久大仏

牛久大仏は茨城県南部にある大仏でブロンズ製大仏としては世界最大の大仏として有名です。

台座を含めると120mにも及ぶその壮大さと展望台からの景色は訪日外国人からも好評です。

トリップアドバイザーでは約400件の口コミが寄せられており6割ほどが「良い」以上の評価となっています。

以下は、トリップアドバイザーに寄せられた訪日外国人からの口コミです。 

You'll enjoy strolling the grounds as you make your way to the statue and you'll be amazed at the size of this statue. (カナダ)「像までの道を散歩するのは楽しいよ。この像の大きさにはびっくりするだろうね。」 

市町村の魅力度ランキングとは?

市区町村についての魅力度ランキングも発表されており、東京23区や791の市、186の町村からなる1,000の主要市区町村を対象としています。

市区町村を対象とした魅力度ランキングは地域ブランド調査をもとに算出されており、都道府県別魅力度ランキングとともに注目すべき指標の1つとされています。 

2017年の市町村魅力度ランキング

2017年における魅力度ランキングでは上位30位までの市区町村は以下の表の通りとなっています。

都道府県別のランキングでは2位以下に差をつけている首位の北海道ですが、こちらでは京都市がトップです。都道府県別のランキングでは順位の低い栃木県からも日光市が12位にランクインしているなど、都道府県別のランキングでは見えない個別の地域の魅力が結果に反映されています。

2017年魅力度ランキング

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順位 市区町村 魅力度
1 京都府 京都市 48.1
2 北海道 函館市 27.7
3 北海道 札幌市 47.0
4 北海道 小樽市 41.3
5 神奈川県 鎌倉市 40.5
6 神奈川県 横浜市 39.7
7 兵庫県 神戸市 38.1
8 石川県 金沢市 37.3
9 北海道 富良野市 36.5
10 鹿児島県 屋久島町 35.5
11 宮城県 仙台市 33.2
12 栃木県 日光市 32.4
13 沖縄県 那覇市 30.9
14 福岡県 福岡市 30.0
15 長野県 軽井沢町 29.9
16 静岡県 熱海市 28.4
16 静岡県 伊豆市 28.4
18 神奈川県 箱根町 28.3
19 大分県 別府市 28.1
20 北海道 登別町 27.8
21 愛知県 名古屋市 26.5
22 東京都 渋谷区 26.4
23 長崎県 長崎市 26.3
24 東京都 新宿区 26.1
24 北海道 旭川市 26.1
26 北海道 釧路市 25.7
27 沖縄県 沖縄市 25.5
28 沖縄県 石垣市 24.9
29 奈良県 奈良市 24.6
30 北海道 帯広市 24.1

2018年の市町村魅力度ランキング

2018年における魅力度ランキングでは上位30位までの市区町村は以下の表の通りとなっています。

トップ3市のラインナップは前年と同様ですが順位を変動し函館市が1位となっています。

また、三重県の伊勢市では前年32位であった順位を14位へと大幅に上昇させるなど、地方自治体レベルにおいて魅力度のアピールに成功していることがわかります。

2018年魅力度ランキング

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順位 市区町村 魅力度
1 北海道 函館市 50.0
2 京都府 京都市 48.1
3 北海道 札幌市 46.8
4 北海道 小樽市 45.5
5 兵庫県 神戸市 41.5
6 神奈川県 横浜市 40.7
7 北海道 富良野市 39.9
8 神奈川県 鎌倉市 39.7
9 石川県 金沢市 39.3
10 宮城県 仙台市 35.5
11 栃木県 日光市 34.3
12 愛知県 名古屋市 33.9
13 沖縄県 石垣市 32.2
14 三重県 伊勢市 31.3
15 鹿児島県 屋久島町 31.1
16 長崎県 長崎市 30.7
17 静岡県 熱海市 30.6
18 長野県 軽井沢町 30.4
19 大分県 別府市 30.0
20 東京都 新宿区 29.5
21 大阪府 大阪市 28.3
22 福岡県 福岡市 28.1
23 広島県 広島市 27.8
24 北海道 登別市 27.4
24 千葉県 浦安市 27.4
26 沖縄県 那覇市 27.3
27 静岡県 伊豆市 27.1
28 神奈川県 箱根町 27.0
28 北海道 旭川市 27.0
30 北海道 帯広市 26.6

今年2019年のランキングにも注目が集まる

都道府県別・市区町村別の魅力度ランキングはエンターテインメント性から話題にのぼることも多く、地方自治体の1年間におけるプロモーションの成果を判断する上で重要な指標の1つとなります。

また、旅行者にとっては旅行先や訪問する観光地を選択するためのデータとして活用することも可能です。2019年の魅力度ランキングにも注目が集まることでしょう。


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!