インバウンドサービスを行う企業にとってWebぺージの多言語化は必須です。Webサイトの構築や変更には費用も時間もかかります。また、会社内にWebページを多言語化できるスタッフが十分にそろっている企業はまだまだ少ないのが現状です。
Webぺージ翻訳の外注先選定は、大事な会社の顔であるWebページが対象となることもあり、非常に慎重になります。こうした重要な任務をこれまで数多くこなしてきたのが「WOVN」です。
この記事では、今年6月に14億円の資金調達に成功したWovn Technologies(ウォーブンテクノロジーズ)が提供するWOVN.io(ウォーブンドットアイオー)について紹介します。
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WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)とは
WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)は、Wovn Technologies(ウォーブンテクノロジーズ)が提供するWebサイトの多言語化サービスです。
またWOVN.app(ウォーブンドットアップ)ではアプリを様々な言語に多元化できるサービスを提供しています。
企業のWebページは会社の顔であるのでWebサイト・アプリの翻訳内容が趣旨と異なるものになっていたり、会社の企業イメージと祖語のある表現になったりしてしまうことは問題です。
WOVN.ioが支持される理由には、複数の翻訳方法を組み合わせて、より正確で高品質な翻訳を提供している点にあります。
多言語化に関わる様々なサービスを提供
Webページ・アプリの翻訳では、人的、時間的、費用的なコストがネックです。
WOVN.ioは今使っているWebページのページに後付けで導入することができるので、多言語化のためのシステム開発及び人的な労力コストを大幅に削減できます。手間がかからずに導入できて様々なサービスを受けられます。
WOVN.io導入でできること
では実際にWOVN.ioの導入にはどのような良い点があるでしょうか。一つずつ解説します。
【開発工数の削減】
すでに存在する企業のWebサイト・アプリをそのまま多言語化できるので、各言語ごとの開発が不要で、人的コスト及び開発費用を大幅削減することができます。
【最適な運用】
多言語化対応のエンジニアを置かずに、Webサイト・アプリのテキスト翻訳、修正が可能になります。そして、リアルタイムで更新情報を翻訳するため最適な運用が実現できます。
【高品質な翻訳の提供】
より高品質な翻訳を実現するために、複数の翻訳方法を組み合わせた正確で高品質な翻訳の提供を受けることができます。
導入方法は?
WOVN.ioでWebページを多言語化する際には、WOVN.ioの管理画面から対象ページの翻訳と公開を行い、そして、WOVN.ioの管理画面と実際のWebページを結びつける作業が必要になります。
WOVN.ioの管理画面と実際のWebページを結びつける方法には複数の方法があり、それぞれでWebページの多言語化の作業工程に違いが出てきます。
WOVN.ioでの翻訳には簡単なHTMLの知識が必要となりますが、基本的には。3~5分程度でWebページの翻訳が始められます。まず会員登録を完了し、その後翻訳したいWebページのURLを登録します。
利用者の評判は?メリット・デメリットを紹介
会社の顔であるWebサイト・アプリをWOVN.ioを使って多言語化するにあたっては、導入後の評判が気になるところです。
せっかく多言語化してもWebページの内容の趣旨をうまく読み取らずに多言語化してしまっては翻訳する意味がありません。WOVN.ioの利用者の評判、メリット・デメリットを見てみましょう。
利用者の評判は?
メリットとしては、個別に指定した部分翻訳ができ、かなり高い精度で翻訳文を表示することができることや、コードを挿入するだけで導入も簡単にでき、ページの個所によってプロ翻訳を頼みたい時にも、サービス内容に含まれていることです。
デメリットとしては、ページの閲覧数によっては、以前提供されていた無料翻訳プランが廃止されたため、まずは無料で試してみることが難しい点です。
WOVN.ioとの企業の提携事例を紹介
実際にWOVN.ioを活用して、自社のWebページの多言語化を実施している会社にはどのような企業があるのでしょう。実際の導入例を見ていきましょう。
WOVN.ioと山形銀行が業務提携
山形県ではインバウンド観光客が年々増加しており、2017年には外国人観光客の受入れ延数が19万1,000人(前年比49.8%増)、外国人観光客宿泊者数が11万7,000人(前年比33.6%増)を記録しました。
また、山形県内企業の輸出額も2016年で83,827万円(前年比2.5%増)と増えてきていて、海外市場の重要性が高くなってきています。
現在の山形県内企業の動向に合わせて山形銀行ではWOVN.ioと業務提携を行い、山形県内企業のインバウンド需要対策や海外ビジネス対応への強化に答えるために、支援体制を構築して強化を図っています。
SHIBUYA109がサイトをリニューアル
SHIBUYA109は2016年10月にWebサイトをリニューアルしていますが、このリニューアルでWOVN.ioを導入しています。これにより、Webサイトに日々追加される商品情報を自動翻訳して公開しています。
リニューアル後は、海外からアクセスする顧客のWebページ利用率が大幅にアップしています。
実際のショップでも訪日外国人の接客を店員が行う際に、商品の説明を外国語で行うのが難しい時には、ECサイトのWebページを使って素材の説明などをすることもあるそうです。
多言語化したサイト作成で効果的なインバウンド対策を
WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)を利用してWebサイトを多言語化することで、多言語化システム構築にかかる費用・労力を大幅に削減することができます。
今後インバウンド需要の増大を見込む事業者はますます増えてくると考えられます。こうした際に、Webページ・アプリの多言語化は必須と言えるでしょう。
WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)やWOVN.app(ウォーブンドットアップ)でWebページ・アプリを多言語化して、効果的なインバウンド対策を図りましょう。
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多言語サイト制作 multilingualization-developmentカテゴリの詳細はこちら【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは
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そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
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- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
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