利用客数、過去最多更新の「関空」が「インバウンドの玄関口」となった4つの理由とは

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関西国際空港は、2018年の総旅客数が前年比2%増の約2,940万人となり、過去最多を記録しました。

総旅客数のうち国際線の利用者数は、前年比4%増の約2,289万人と関西国際空港の約7割強を占めています。

旅客数増加の要因としては、中国東南アジアからの旅行者が著しく増加していることが挙げられます。

そして、これら多くの訪日外国人観光客は、空港から関西各地の観光エリアへと足を運んでいます。

関西圏の観光施設・買い物スポット・飲食店宿泊施設などは、関西国際空港を利用する訪日外国人観光客を上手く取り込むことで、売上の増加や新規顧客の獲得が期待できます。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

関西国際空港が選ばれる4つの理由

2018年に開港25年を迎えた関西国際空港は、関西の玄関口として機能する日本屈指の国際空港です。

多くの外国人旅行客が空港から関西各地へ観光に訪れており、関西インバウンド観光にも大きな影響を与えています。

まずは、関西国際空港がなぜアジアを中心とする外国人旅行客に選ばれているのかを探ります。

1. 成田・羽田に比べてアジアに1時間近いという強み

日本を代表する国際空港と言えば、東の成田空港、西の関西国際空港が挙げられます。

成田空港は、主に欧米やオーストラリアなどの国からの利用客が圧倒的に多い傾向があります。

一方、関西国際空港中国韓国台湾香港マレーシアといったアジア圏からの利用客が多いという特徴があります。

これは、アジアから日本までの距離・時間を考えた場合、関西国際空港は東京よりも約1時間近いという利便性が、理由の一つであると言えます。

2. LCCの就航都市数が日本一

関西国際空港が選ばれる背景には、アジアからの距離の近さに加えて、日本最多を誇るLCC格安航空会社)の就航数も大きく関係しています。

関西国際空港LCC便数は、 2012年以降から右肩上がりに増えています。

中国韓国などの近隣諸国をはじめ、近年は東南アジアの路線も大幅に増加しています。

さらに、2017年にはLCC専用の第2ターミナルも開通し、益々LCC路線・便数の充実が図られています。

2018年冬季の時点で、LCC便数は国際線旅客便の約4割を占めるまでに成長し、アジアを中心とする観光客の訪日を促す重要な役割を果たしています。

3. 免税店の充実

関西国際空港を利用する訪日外国人観光客は、各ターミナルの免税店での買い物も楽しんでいます。

特にLCC専用の第2ターミナルでは、搭乗口まで免税店内を巡回するよう設計された「ウォークスルー型免税店」を導入し、より一層利用客の購買意欲に訴えかける売り場が展開されています。

免税店では特に中国人旅行客の利用が多く、他国の旅行客に比べて1人あたりの消費金額も大きい傾向があります。

そのため、中国人旅行客に人気の商品を充実させたり、中国モバイル決済サービスアリペイ」を導入したりと、中国人旅行客を意識した取り組みにも力を入れています。

さらに、Weibo微博)やWeChat微信公众号)といった中国SNSにおいて、積極的な情報発信も行い、宣伝・集客に役立てています。

4. 大阪・京都・奈良など主要観光地への拠点

関西国際空港は、大阪・京都・奈良といった関西の人気観光地への距離が近く、アクセスも便利という魅力があります。

空港からは各地の主要駅やホテルなどを結ぶリムジンバスをはじめ、電車、神戸方面への高速船など、目的地に合わせて多様な交通手段が利用できます。

関西国際空港利用のインバウンド客がもたらす経済効果

関西国際空港を利用する訪日外国人観光客数が多いことで、関西国際空港はもちろん、関西各所にもたらす経済効果は非常に大きいと言えます。

ここでは、インバウンド集客が活性化されることで、どのような効果があるかを見ていきます。

インバウンド客で賑わう観光名所

▲[2018年(平成30年)の訪日外国人旅行消費額(確報)]:観光庁「訪日外国人消費動向調査」より引用
▲[2018年(平成30年)の訪日外国人旅行消費額(確報)]:観光庁「訪日外国人消費動向調査」より引用

観光庁の発表によると、2018年の日本全体での訪日外国人旅行消費額は、4兆5,189億円と過去最高を記録しており、2012年から連続で対前年増を達成しています。

この続きから読める内容

  • 買い物客・宿泊客の増加
  • 増加するインバウンド客を取り込む戦略
  • 空港からのアクセスの良さや利便性をアピール
  • 受け入れ体制の整備
  • インバウンド客向けの取り組み・宣伝の強化
このページの続きを読むには会員登録が必要です
\無料・1分で登録完了/

訪日ラボ無料会員
登録すると…

50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題

400時間以上の
セミナー動画が
見放題

200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題

\無料・1分で登録完了/

今すぐ会員登録する
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに