東京オリンピック2020 陸上競技の世界新記録を解説!2021東京での注目選手は?過去の世界新記録7つと日本記録注目の6つを整理

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2021年にいよいよ東京オリンピックが開催されます。

オリンピックの花形競技である陸上において、どのような注目選手がいるのか、また世界新記録を更新できるのかどうか注目が集まります。

人間の身体能力を極限まで引き出して戦う日本での注目選手にはどのような選手がいるのでしょうか、現時点での世界記録についてご紹介します。

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過去の世界新記録

陸上競技は世界において人気の高いオリンピック種目です。

特に100m走は、人間の根本的なスポーツ能力を競い合う点でインパクトの強い種目であり人気があります。

まず初めに、各陸上競技の世界新記録と世界記録保持者を男女別にご紹介します。

1. 男女100m走

男子の100m走の世界新記録保持者は陸上のスーパースターウサイン・ボルトが、2009年に9秒58の世界新記録で優勝しています。人類史上最速のスプリンターと評されたボルトは2017年に引退をしています。

女子の100m記録保持者はフローレンス・ジョイナーで1988年のソウルオリンピックで10秒49の世界新記録を記録し、200m、400mリレーでの金メダルを合わせて3冠を達成しています。

2. 男子110mハードル・女子100mハードル

男子110mハードルは、ロンドンオリンピックの金メダリストのアリエス・メリットが2012年に12秒80の世界新記録を出しています。

女子の100mハードルは、リオオリンピック代表には落ちたケンドラ・ハリソンが2016年に12秒20の記録を出して、28年ぶりに記録を更新しています。

2020年の東京オリンピックでも有力選手として注目を集めています。

3. 男女4×100mリレー

ウサイン・ボルトを筆頭にジャマイカは2008年の北京オリンピックに続き、ネスタ・カーター、マイケル・フレイター、ヨハン・ブレイク、ボルトの4人で2012年のロンドンオリンピックにおいて、男子4×100mリレーで世界新記録の36秒84をたたきだし金メダルを獲得しています。

女子4×100mリレーは米国が40秒82の世界新記録を2012年ロンドンオリンピックで記録しています。

4. 男女ハンマー投げ

ソビエト連邦のユーリ・セディフは男子ハンマー投げで86m74cmの世界新記録を1986年に出し、この記録は現在も破られていません。

多くの選手が4回転ターンの中で、セディフは3回転ターンで記録を樹立しています。

女子ハンマー投げでは、ポーランドのアニタ・ウロダルチュクが2016年リオデジャネイロオリンピックで82m98cmの世界新記録で自身の記録を更新しています。

5. 男女マラソン

男子マラソンはケニアのキプチョゲが2018年ベルリンオリンピックに於いて2時間1分39秒という驚異的なレコードで世界新記録を樹立しています。

初めて2時間1分台を出した選手であり、2時間切りに最も近い選手です。

女子のマラソンではイギリスのポーラ・ラドクリフが2003年に2時間15分25秒という飛び抜けた世界新記録を達成しています。

6. 走り幅跳び

走り幅跳びでは、1991年世界陸上東京大会でアメリカのボブ・ビーモンが8m95cmの世界新記録を出して、23年ぶりに記録を更新しています。

女子ではソビエトのガリナ・ナスチャコワが1988年に7m52cmの世界新記録を樹立して、30年経った現在でもその記録を保持しています。

7. 棒高跳び

男子棒高跳び(屋外)では、「鳥人」と言われたウクライナのセルゲイ・ブブカが1994年6m14cmを樹立しています。

室内では2020年2月にスウェーデンのアルマンド・デュプランティスが、2014年の記録を1cm上回る6m18cmの記録を残しています。

女子の棒高跳び(屋外)ではロシアのエレーナ・イシンバエワが、2009年に5m06cmで自信の記録を塗り替えて現在も世界記録保持者となっています。

室内では、アメリカのジェニファー・サーが5m03cmの記録を残しています。

過去の日本記録は?海外選手との比較

6つの種目における、過去の日本記録を紹介します。

1. 100m走

花形種目の100m走では、男子では注目のサニブラウンが2019年、今年の6月に9秒97と日本選手として初めて10秒を切る日本記録を出しています。

女子では2010年に福島千里が11秒21の記録で日本記録を樹立しています。男女とも世界記録との差は大きく、根本的な身体能力の差が大きく結果に出る種目です。

2. 男子110mハードル・女子100mハードル

男子110mハードルの日本記録は、高山峻野が2019年8月17日、つい先日に13秒25の記録を達成しています。

女子100mハードルでは、2019年に寺田明日香が12秒97の日本記録を保持しています。

3. 4×100mリレー

男子4×100mリレーは2016年のリオデジャネイロオリンピックにおいて、山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥のチームが37秒60のアジア記録で歴史的な銀メダルを獲得しています。

2019年世界選手権では、多田修平、白石黄良々、桐生祥秀、サニブラウン アブデルハキームの4名で37秒43を樹立しています。

女子4×100mリレーは2011年に、43秒39の日本記録を北風沙織、高橋萌木子、福島千里、市川華菜のチームが記録しています。

4. ハンマー投げ

男子ハンマー投げは、2003年に「鉄人」と言われた室伏広治が84m86cmの日本記録を樹立しています。

世界記録は86m74cmですので世界記録まであと2m程の差でした。

女子のハンマー投げは室伏広治の妹である室伏由佳が67m77㎝の日本記録を持っています。

5. 走り幅跳び

走り幅跳びでは男子の記録は、城山正太郎が2019年8月に8m40cmの日本記録を達成しています。

女子の走り幅跳びでは、池田久美子が6m86cmの日本記録を2006年に出しています。

6. 棒高跳び

棒高跳びの男子では、澤野大地が2005年に5m83cmの日本記録を達成しています。

吉野棒高跳びの日本記録は、4m40cmで我孫子智美が2012年に記録しています。

東京オリンピックでの注目選手は?

東京オリンピックは1年後に延期されてしまいましたが、来年のオリンピック開催に向けて注目が集まります。

今回の東京オリンピックではどのような選手が注目されているのでしょうか?注目の選手を見ていきましょう。

海外選手:ケニアのキプチョゲ選手

エリウド・キプチョゲ選手はケニアの陸上選手で、2004年のアテネオリンピックでは、男子5000mで銅メダル、2008年の北京オリンピックでは銀メダルを取っています。

2012年よりマラソンに転向し、2016年リオデジェネイロオリンピックで男子マラソン金メダルを獲得しています。

2018年のベルリンマラソンでは従来世界記録を1分強縮めて、2時間01分39秒という驚異的な世界新記録を叩き出して2時間切りに一番近い選手として注目されています。

日本人選手:サニブラウン選手

2017年に引退したスーパースターのウサイン・ボルト氏は、サニブラウン・ハキーム選手について、「大きな将来性がある」と高く評価しています。

「もっと早くなるし、うまくいけば五輪の決勝に残れる」と元スーパースターからも注目されており、期待がかかります。

オリンピックでの世界記録に注目

ラグビーワールドカップは日本中で盛り上がり、2021年から開会される東京オリンピックに向けての期待もより高まりました。

陸上競技はオリンピックの花形種目であり、その中でも100m走とマラソン競技は特に人気となっています。

2021年の東京オリンピックの100mでは、日本歴代1位の記録を持つサニブラウン選手の活躍が一大トピックになると見られています。また、フルマラソン2時間01分39秒という驚異的記録を持つキプチョゲ選手が、世界初の2時間切りを達成するかどうかに注目が集まることは必至です。

東京オリンピックでは、世界記録の更新が期待される陸上競技には熱い視線が注がれそうです。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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