東京オリンピック休暇、2021年も四連休/2020年の祝日は?観光業がすべきことは?

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2020年7月17日、延期された東京オリンピックの日程が、8月3日には東京パラリンピックの日程が発表されました。

両大会は本来の予定と曜日を合わせて1日前倒しの日程となり、東京オリンピックは2021年7月23日開会で8月8日に閉幕、東京パラリンピックは8月24日に開会し9月5日までの日程で開催されます。

日本政府は2020年5月29日の閣議で大会期間中に3つの祝日を移す法案を決定しました。2021年の7月22日を「海の日」、開会式を取り行う翌日23日は「スポーツの日」、閉会式当日の8月8日が「山の日」となります。閉会式翌日が振替休日となり、閉会式を含む3連休となります。

2020年の東京オリンピック開催に際しても当初より法律を制定して7月、8月に祝日が多く設けられていました。交通機関の混雑緩和や、観戦時間を確保できることで関心の高まりを促す効果が期待されていました。

この記事ではオリンピックに関連して変更があった祝日について整理し、2020年にオリンピックが開催されない中でも連休が増えることを観光業界はどのように活用すべきかについて考察します。

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オリンピック開催で変更された祝日

平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法及び 平成三十一年ラグビーワールドカップ大会特別措置法の一部を改正する法律(平成30年法律第55号)が平成30年6月20日に公布され、 2020年東京五輪の円滑な準備・運営のため、「国民の祝日に関する法律」の特例が設けられました。

この特別措置法により、2020年7月24日から開催予定だった東京五輪に合わせ、「海の日」が7月20日(第3月曜日)から7月23日に、「スポーツの日(旧・体育の日)」が10月12日から7月24日に移動するなど、2020年限定で祝日が変更されました。

土日を含めると、開会式の予定であった7月24日前後は4連休、閉会式の予定であった8月9日の前後は3連休となっていました。

※2020年9月28日追記

オリンピックの延期を受けて、日本政府は再度2021年でも祝日を設定しています。 

祝日 例年 2020年 2021年

海の日

7月第3月曜日

7月23日(木曜日)
オリンピック開会式前日予定だった)

7月22日(木曜日)
オリンピック開会式前日)

体育の日(スポーツの日)

10月第2月曜日

7月24日(金曜日)
オリンピック開会式当日予定だった)

7月23日(金曜日)
オリンピック開会式当日)

山の日

8月11日

8月10日(月曜日)
オリンピック閉会式翌日予定だった)

8月8日(日曜日)
オリンピック閉会式)

※8月9日(月曜日)が振替休日/長崎原爆の日を祝日にするのは好ましくないという意見が出された経緯から

五輪延期で2020年のカレンダーは変わらず

特別措置法により定められた2020年の祝日ですが、国民生活への影響を考慮し、移動後の日程のまま維持されました。

観光業にとって、残った「2020年の祝日移動」は復活のチャンス?

観光業は、新型コロナウイルスの影響でツアー等のキャンセルが相次ぎ、特に大きな打撃を受けている業界の一つです。

コロナウイルスが収束する時期はいまだ不透明ですが、夏に事態が落ち着いている可能性もあります。その際には、オリンピック不在でありながら増えた連休という、旅行需要の刈り取りのチャンスが訪れます。

五輪期間とは違い首都圏に人口が集中することもないため、全国各地に観光客を呼び込むチャンスともいえます。

政府は観光庁予備費の使用を決定、観光業のコロナ対策を支援

政府は3月10日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大で大きな影響を受けている観光業界へ向けて、感染拡大終息後のインバウンド需要回復に向けた支援を目的とした約36億円の予備費を3つの施策に充当する閣議決定をしました。

観光庁の資料では、35億7,200万円の予備費の内訳について、以下の通り示されています。

  • 日本政府観光局(JNTO)による正確な情報発信(10億円)
  • 観光地の多角化等のための魅了的な滞在コンテンツ造成(7億円)
  • 訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(19億円)

正確な情報発信は、新型コロナウイルスの風評被害対策を目的としたものです。

滞在コンテンツの造成と訪日外国人の受入体制の強化は、今の期間をインバウンド需要拡大のための積極的な助走期間とらえた基盤整備を意味しています。


▲[観光庁発表の報道資料]:編集部キャプチャ
▲[観光庁発表の報道資料]:編集部キャプチャ

観光業界のPR、注意すべきは「メッセージ」「タイミング」

観光業が取り組むべきはPR施策を通じて、風評被害を先手先手で防ぐようなメッセージを発信することです。

ホテルの従業員やツアーに関連する人員、または参加者に新型コロナウイルス感染者が出た場合、関連した施設や旅行会社の商品に対して、根拠のないままに「感染リスクがある」と吹聴されてしまう可能性があります。

この続きから読める内容

  • 日本はコロナ終息後に行きたい国1位、訪日香港人のニーズは「日本食・買い物・観光」
  • 7月はどの国の観光客が多い?
  • 7月は中国人が最も訪れる月?夏季休暇シーズン
  • 前年度より訪日外客数が増加した国や地域は?
  • まとめ
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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