日本を代表するファーストフード店の一つであるファーストキッチンは、日本人の味覚に合う独自商品を開発し、人気を博してきました。
近年、需要拡大が見込まれている訪日外国人観光客への対応を強化するため、多言語対応の無人レジや、キャッシュレス決済の導入を進めています。
本記事では、ファーストキッチンの基本情報や、インバウンド需要を獲得するためのファーストキッチンの取組について紹介します。
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ファーストキッチンとは
ファーストキッチンとは、日本発祥のハンバーガーチェーン店です。
日本人の味覚に合うオリジナルのハンバーガーに加え、パスタや豊富なサイドメニューにも力を入れており、従来の欧米発祥のハンバーガーチェーン店とは異なる客層からも人気があります。
女性ファンの多いハンバーガー&パスタチェーン
ファーストキッチンは、1977年に日本で創業した大手ハンバーガーチェーン店です。欧米の食文化であった「ハンバーガー」を日本人の口に合う様にアレンジをした「ベーコンエッグバーガー」が同社の看板メニューです。
その他「博多明太子味ポテト」「焦がしバター醤油味ポテト」など様々な味から選べるフレーバーポテトなど独自のメニューを開発し、ファンを増やしてきました。
ハンバーガーショップでありながら、パスタや和スイーツなども提供しており、女性にも人気の高いハンバーガーショップです。
日本人の口に合うハンバーガーづくり
ファーストキッチンの特徴は、冒頭から述べている通り、日本人の繊細な味覚にあうよう、ハンバーガーの味をアレンジしていることです。
「ベーコンエッグバーガー」はその名の通り、ベーコンと卵を組み合わせているだけでなく、食感を楽しめるよう玉ねぎ、ピクルスを大きめに切って入れたオリジナルのタルタルソースを組み合わせています。
またレタス、トマトなどのハンバーガーに使う野菜は全て国産にこだわっており、味と安全性を追求し「FK-GAP」という独自の認証を考案、認証基準に則った契約農家からの野菜の仕入れに取り組んでいます。
アメリカ発のハンバーガーチェーン「Wendy’s」とコラボ
日本発祥のハンバーガー店であるファーストキッチンは、アメリカ発祥のハンバーガーチェーン店の「Wendy's」とのコラボ店を出店しています。
Wendy'sは、本場アメリカのボリュームある本格ハンバーガーに人気があり、昼食、夕食時の集客ピーク時には男性客が多数を占めていました。
一方のファーストキッチンには、オリジナルメニューに加え、パスタやフレーバーポテトといった女性向けに開発された豊富なサイドメニューも人気です。客層は女性客が7割を占め、カフェタイムにも集客ができます。
この2社の強みを生かすべく「Shake Handsプロジェクト」は立ち上がりました。2015年3月に第1号店である「ウェンディーズ・ファーストキッチン 六本木店」を出店後、続々と店舗数を増やし、2020年4月時点では53店舗にのぼります。この2社のコラボにより、集客ができる時間帯が広がり、客層も拡大し、ファーストキッチン単独での店舗と比較して、昼と夜の客数を増やすことに成功しました。
訪日外国人観光客が飲食店の利用の際に困ること
観光立国を目指す日本としては、訪日外国人観光客が快適に過ごせる環境を整えることが必要です。各飲食店がインバウンド消費を伸ばす上で、訪日外国人観光客が何に困るのかは把握しておくべきことの一つです。
訪日外国人観光客が日本の飲食店で特に困る「多言語表記」「カード決済」「Wi-Fi設備」について、解説します。
多言語表記がされていない・分からない
訪日外国人観光客が日本で最も困ることの一つが、言語への対応です。料理を注文する際、食べ方の説明を受ける際など、言語の壁に不便を感じる訪日外国人観光客は数多くいます。
多言語対応だけでなく、対応していても表記が間違っているケースや、「Takoyaki」などのアルファベット表記しかされておらず、訪日外国人観光客にとっては何かわからないケースなど、課題は多岐にわたります。
また、「お通し」の文化など日本特有の慣習に戸惑いを覚える訪日外国人観光客も少なくありません。さらに、宗教的な理由から食べられないものがある訪日外国人観光客も多く、外国人に向けて飲食を提供する際は、原材料の表記など、多くの情報提供が必要です。
この続きから読める内容
- 「無理、無駄、ムラ」を解決すれば、ハラールやベジタリアン対応も「スタンダード」に!国際化で避けられないフードダイバーシティ対応
- カード決済に対応していない・種類が少ない
- Wi-Fiの設備がない
- ファーストキッチンが行っているインバウンド対策
- 多言語対応可の無人レジを設置
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