【海外の反応】日本人形BABYMETALを外国人が絶賛/海外でも知名度ばつぐんの理由とは

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Twitter上で、日本の女性メタル・ダンスユニット「BABYMETAL(ベビーメタル)」をモデルに作られた日本人形が話題になっています。

海外の人々や訪日外国人にとって魅力的な商品やサービスも多い日本伝統工芸品は、インバウンド市場で大きな役割を担っています。伝統工芸の課題や取り組みについて考察します。

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日本人形で大人気BABYMETALを再現

コミックの原作などを手掛ける落合薫(@pochiochiai)さんがTwitterに投稿した、日本人形の画像が注目を集めています。

「ベビメタ」の愛称で知られ海外でも高い人気を誇る、日本の女性メタル・ダンスユニット「BABYMETAL(ベビーメタル)」のメンバー「SU-METAL(スゥメタル)」をモデルに作られたものです。

こちらのツイートは6月4日時点で8千件以上リツイートされ、1万9千件以上の「いいね」を記録しています。

BABYMETALの人形を紹介しているTwitterの投稿
▲BABYMETALの人形:Twitterより 訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:BABYMETAL人形について紹介する投稿(https://twitter.com/pochiochiai/status/1265089045484322818)

細かく作りこまれた衣装や、かすかに朱色がさされた指先など、非常に精巧な作りになっています。

埼玉県岩槻区の日本人形工房で作られたもので、販売には至っていないというものの、その完成度の高さから多くの注目を集めました。

【海外の反応】外国人の声は?

このツイートを見た外国人からは、さっそく称賛のコメントが寄せられています。

日本語のツイートでありながら、複数の外国人のアカウントからリプライがあり、注目度の高さがうかがえます。

TwitterのBABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ
▲BABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ:Twitterより 訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:BABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ(https://twitter.com/ukrockdrummer/status/1265310875453394946)

「SU-METAL(スゥメタル)がこれを見て、自分用にオーダーしてくれることを祈っているよ!」(編集部訳)

TwitterのBABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ
▲BABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ:Twitterより 訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:BABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ(https://twitter.com/BlessVon16/status/1265506007234510852)

TwitterのBABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ
▲BABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ:Twitterより 訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:BABYMETAL人形の投稿に寄せられたリプライ(https://twitter.com/MoisesRaciel/status/1265515858513858560)

イギリスでライブ実績も 知名度ばつぐんのBABYMETAL

BABYMETALは2014年イギリスでの公演実績があります。

YouTube公式アカウントを見てみると、現地ファンが詰めかけ、熱量高く彼女たちを応援していることがわかります。

BABYMETALが手掛けるメタル系の音楽は日本よりも海外の需要が大きく、こうした市場にうまく切り込んでいるといえるでしょう。


伝統工芸の課題と取り組み

日本の伝統工芸品は海外の人や、訪日外国人観光客を惹きつけるものも多く、インバウンド市場において重要な役割を担っています。

商品としての伝統工芸品はもちろん、伝統工芸品の製作体験ができるサービスなども人気があります。

日本では、日本の伝統工芸品を商材として成功をおさめている業態も多くみられています。

伝統工芸、インバウンド市場へのアプローチ

1716年創業で手績み手織りの麻織物を取り扱う中川政七商店は、工芸品をベースにSPA業態を確立して全国に直営店舗を展開しています。

さらに伝統工芸品だけでなく、それらを支える高い技術を持った職人の技術を活かす動きも出てきています。洋食器の生産で世界的なシェアを誇る新潟県燕市では、フィギュアスケートの刃や手術用の医療器具を、京都市の西陣地区では、伝統的な織物技術を活かした椅子や靴、カメラケースなどの小物を展開するなど多角的な事業展開を行っています。

また新潟県三条市で開かれた、工場(こうば)を開放し、来場者に工場でのものづくりを体験してもらうイベント「燕三条 工場の祭典」も大きな話題を呼びました。

伝統工芸、インバウンド市場での課題

日本の伝統工芸がインバウンド市場をより盛り上げるためには、魅力ある伝統工芸品や関連サービスを提供することは大きな効果があるでしょう。そのような商品やサービスをいかに生み出すかに加え、それらをいかに多くの人達に認知してもらい、実際に使ってもらうかのアイディアが重要になります。

例えば全日本空輸株式会社(ANA)は、伝統工芸品を扱うECサイト「WAYO」を2018年に立ち上げました。優れた日本の伝統工芸品を知ってもらい、商品の背景についても丁寧に情報を提供することで、ゆくゆくは日本全国の地方にも足を延ばしてもらおうという狙いがあります。

商品やサービスそのものの魅力が高くても、効果的な販促活動や販売チャネルがなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

今回ご紹介したBABYMETALの日本人形の事例に関しても、日本人形のクオリティは非常に高いものでありながら、プロダクションとの交渉などの問題で実用販売には至っていないようです。

インバウンド市場において日本の伝統工芸品をより訴求していくためには、商品やサービスの企画に加えて、販促活動や販売チャネルの構築など多面的な検討が重要となり、時には柔軟な発想が功を奏することもあるでしょう。

伝統工芸品の地方誘致・地方創生に関するインバウンド対策事例集

伝統工芸品はどうやってインバウンドにおいて地方誘致・地方創生に取り組むべきなのでしょうか?「常識を破るカラフルな鉄器で世界に進出「南部鉄器(なんぶてっき)」」など、各社・各団体の先行事例を集めてみました。

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<参考>

・トゥギャッチ:伝統工芸の本気…!日本人形の職人が作った「BABYMETAL人形」が精巧で美しい

・Glocal Mission Times:インバウンドを通じて見える伝統産業の将来像/地域活性機構 リレーコラム

・中川政七商店:中川政七商店について

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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