観光資源とは?言葉の定義、地域ブランディングにつながった事例3選

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観光資源」とは、観光やレジャーといった需要に応えられるような要素を指す言葉です。

地域のブランディングは観光資源の掘り起こしや磨き上げに深く関わっており、観光地としての魅力を左右する要素といっても過言ではありません。

本記事では、遠方からの観光客だけではなく、地域の人にも魅力を感じてもらえるために必要な地域ブランディング観光資源の掘り起こし方を、具体的な事例を交えて詳しく紹介します。

【地方誘致】地域の観光資源を掘り起こせ!全国各地の農林水産業と連携した観光地域づくり事例集

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観光資源とは

観光客誘致には、地域の魅力をより輝かせる地域ブランディングが欠かせません。

そして地域ブランディングを成功させるためには、魅力ある観光資源掘り起こしが必須です。そこでまずは、観光資源の定義や詳しい内容について解説します。

人文資源、自然資源からなる観光資源の定義

観光資源に該当するものは、歴史遺産に代表される文化資源から富士山といった天然物に属するものまで範囲が広く、長らく明確な定義づけがなされないまま広く使用されてきました。

そこで公益財団法人日本交通公社が2017年に観光資源台帳」を作るにあたり、観光資源について「人々の観光活動のために利用可能なものであり、観光活動がもたらす感動の源泉となり得るもの、人々を誘引する源泉となり得るもの」と定義づけし、観光資源を次のように24の属性に分類しました。

  • 自然資源(山岳、高原・湿原・原野、湖沼、河川・峡谷、滝、海岸・岬、岩石・洞窟、動物・植物)
  • 人文資源(史跡、神社・寺院・教会、城跡・城郭・宮殿、集落・街、庭園・公園、建造物、動植物園・水族館、博物館・美術館、テーマ公園・テーマ施設、温泉・食・芸能・興行・イベント)

3つのランクに分けられる

観光資源台帳では、観光資源の持つ価値に応じて「特A級資源」「A級資源」「特別観光資源の3つのランクに分類しています。ランクの定義とそれに属する代表的な場所には、次のようなものがあります。

  • S:特A級資源

日本を代表する観光資源であり、世界に対してもアピールできる価値があるもので、誰もが人生のうちで一度は訪れたい場所をさします。

例:黒部溪谷(富山)・広島平和記念公園(広島)・博多祇園山笠(福岡)など

  • A:A級資源

特A級に準じる価値があるものをさします。

例:地域釧路湿原(北海道)・立山のライチョウ・吉野ヶ里遺跡(佐賀)など

  • B:特別地域観光資源

都道府県や市町村を代表する観光資源であり、その土地を訪れた際やその土地の住人であればぜひ一度は立ち寄りたい場所

例:東京ジョイポリス(東京)・梅ケ枝餅(福岡)・出雲風流花踊り(京都)などを指します。

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地域のブランディング事例を紹介

全国の自治体の中には、新たな視点で地域を見つめ直し、埋れた観光資源を発見し、地域のブランディングに成功しているケースがあります。

そこで、地域の観光資源を掘り起こして地域のブランディングに成功した3つの具体的な事例を紹介します。

農業体験・農家民泊などの体験:栃木県大田原市

栃木県大田原市では、農家に宿泊しながら農業体験を核に日本古来の生活、産業、歴史、文化等の体験ができるツアーを提供し、人気を集めています。

これは主に農漁村地域において、地域の手つかずの自然、文化、そして人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動である「グリーン・ツーリズム」事業を中心に旅行プランを提供している「大田原ツーリズム」が提唱した取り組みです。

農業従事者の減少や高齢化、そして観光資源の乏しさから観光客が誘致できないという2つの悩みを抱えていた同地域において、畑や水田しかないという環境を逆に観光の目玉とし、さらには農業の労働力の補充にもなるというまさに一挙両得の取り組みです。

現在では国内だけではなく、インバウンド誘致にも一役買う企画へと成長しています。

倉吉市レトロ&クールツーリズム:鳥取県倉吉市

鳥取県倉吉市は「山陰の小京都」と呼ばれ、重要伝統的建造物群保存地区である「白壁土蔵群」に代表されるレトロな町並みが観光客にも人気のエリアです。しかし観光客の滞在時間の短さや、白壁土蔵群以外の周辺エリアに観光客が足を運ばないといった課題を抱えていました。

この続きから読める内容

  • 街並みを活用した歴史まちづくり:宮崎県日南市
  • 意外な観光資源の例
  • 「ない」ことを活かす:避粉地体験ツアー
  • 当地出身者を観光資源に
  • 地元の外にいる人からは観光資源に感じることも
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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