中国の建国を記念する祝日である国慶節は、毎年大型連休が組まれ、多くの中国人が国内外へ旅行に出かけます。
昨年(2019年)は国慶節の人気旅行先として日本が1位となるなど、インバウンド需要の高まりが見受けられました。2020年は新型コロナウイルス流行の影響が心配されますが、依然として訪日旅行への注目度は高い傾向にあります。
今回は、2020年の国慶節のスケジュールや国慶節の風習などをふまえ、国慶節に向けたインバウンド対策について解説します。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)
2020年の国慶節はいつ?
そもそも国慶節とはどのような祝日なのか、2020年の中国における祝祭日の日程と合わせて解説します。
例年中国からのインバウンド需要が高まる国慶節について、2020年のスケジュールを事前に確認することで、計画的にインバウンド対策を行えます。
国慶節は中国の建国記念日
国慶節とは、10月1日の中国の建国記念日を指し、毎年祝日になっています。1949年10月1日に、毛沢東を主席とし首都を北京に定め、天安門広場で正式に中華人民共和国の成立が宣言され、中国の国旗「五星紅旗」を掲揚するなどの建国式典が行われたことに由来します。
国慶節は、2月頃の中国における旧正月「春節」に並ぶ大型連休の1つであり、国慶節の期間に日本を訪れる訪日中国人観光客は、年々増加しています。
国慶節とは
日本政府観光局の発表によると、2018年の年間の訪日外客数は3,119万人を突破し、うち訪日中国人は838万人を記録しました。 訪日中国人はその人数だけでなく、旅行消費額でもインバウンド市場の注目を集めています。中国人の訪日旅行での消費額は年間1兆5,450億円におよび、訪日外国人による消費全体の約3割を占めています。 中国政府は今年2019年より個人輸入を行うソーシャルバイヤーに対する徴税体制を強化したことから、訪日中国人観光客の消費意欲も減退がささやかれていますが、日本百貨...
2020年の国慶節のスケジュール・休日日数
2020年の国慶節は、中国4大伝統祭りの1つである中秋節と合わせて、10月1日(木)~8日(木)の8連休になります。
2019年の国慶節は、10月1日(火)〜7日(月)までの7連休となりました。日本の紅葉の時期に重なるため、訪日旅行を計画し紅葉狩りを楽しみに日本を訪れる中国人の姿も、例年見受けられます。
2020年の中国の祝祭日一覧
2020年の中国の祝日は、以下の通りに発表されました。国慶節と中秋節からなる期間は、2020年最後の大型連休といえます。
- 1月1日(水) 元旦
- 1月24日(金)~2月2日(日)旧正月・春節
- 4月4日(土)~6日(月)清明節
- 5月1日(金)〜5日(火)メーデー・労働節
- 6月25日(木)~27日(土)端午節
- 10月1日(木)~8日(木)国慶節・中秋節
国慶節の風習・過ごし方
中国における国慶節は、日本の建国記念日に比べるとより盛大に祝われる点が特徴です。
しかし近年では、国内の国慶節を祝うイベントにあまり興味を持たず、連休を使って日本などの海外へ旅行をする中国人も多くいます。
国慶節の風習
国慶節の風習としては、爆竹が特徴的です。中国では、爆竹を鳴らすことで邪気を払えると信じられているため、お祝いごとの際には爆竹を使用する様子が多く見受けられます。
日本で報道されているニュースなどから、旧正月に爆竹を使用するイメージが強いですが、国慶節も同様です。
ただし、近年は大気汚染問題を懸念し、中国政府が規制していることもあり、以前よりは爆竹の使用を控えるようになりました。
爆竹以外の国慶節の風習としては、獅子舞のダンスや、街中に国慶節を祝う横断幕、中国国旗などを掲げることなどが挙げられます。
国慶節の間は大型連休となるため、中国国内では観光業以外の商業活動は必要最低限に縮小され、中国の株式市場も閉鎖されます。
国慶節の過ごし方
国慶節の過ごし方は、実家に帰省し家族と過ごすケースや、国内・海外旅行へ出かけるのが一般的です。
中国の大手オンライン旅行会社「携程」(Trip.comグループ)の事前調査によると、2019年の国慶節における中国人の人気旅行先では、日本が1位に選ばれました。
都市別では、大阪・東京・マカオ・香港・ドバイ・バンコク・ロンドン・パリ・シンガポール・名古屋の順にランクインし、上位10都市のうち3都市が日本となるなど、国慶節期間の訪日旅行人気がうかがえる結果となりました。
2019年中国の国慶節|スケジュール・休日日数、やるべきインバウンド対策とは
訪日外国人を集客したい小売り企業や飲食店などにとって、中国の国慶節は大きなビジネスチャンスとなります。この記事では、2019年の国慶節の休暇について休暇期間の中国人の旅行動訪日中国人観光客の満足度をアップさせるため行うべきインバウンド対策について詳しく解説します。目次国慶節とは?国慶節は中国の建国記念日2019年の国慶節のスケジュール・休日日数は?大型連休国慶節の人気渡航先は日本渡航先の人気第1位は日本日本が観光先として人気な理由国慶節が日本に与える影響と具体的なインバウンド対策モバイル電...
この続きから読める内容
- 2020年の国慶節はどうなる?
- 2019年の国慶節:日本は旅行先人気1位、人気エリアも拡大
- 中国スマホ決済「アリペイ」海外使用で日本が1位に!長年のライバル、タイに逆転【国慶節2019】
- 今年はアフターコロナ、国慶節には客足もどる?
- アジア7か国「安全なら日本に行きたい」90%超、欲しい情報は「正確な安全情報」:新型コロナ インバウンド意識調査で
訪日ラボ無料会員
登録すると…
50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題
400時間以上の
セミナー動画が
見放題
200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題
\無料・1分で登録完了/
今すぐ会員登録する









