日本で度々ブームを引き起こすゆるキャラの人気は、国内だけでなく海外にも広がっています。
昨今「cute」を意味する「Kawaii」という日本語の認知が広まっている後押しもあり、「Kawaii Culture」の一環として外国人の熱狂的なファンもいるほどです。
日本の個性あふれるゆるキャラはメッセージ性が強くないことや親しみやすいことから、海外の中でも特にアジアで注目されています。
本記事では、日本でも代表的なご当地ゆるキャラのくまモンやカナヘイの小動物の事例を紹介し、日本のゆるキャラによる地域PRのインバウンド施策を解説します。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)【海外の反応】外国人はゆるキャラをどう思っている?
日本のゆるキャラへの外国人の反応は様々ですが、外国ではキャラクター文化が一般的ではないことから、日本独自のマーケティングコンテンツだという意見が多いようです。
外国人のゆるキャラへの考え方や日本と海外のキャラクターの違いを詳しく解説します。
ゆるキャラは「かわいい」けど「子供向けでしかない」
まず、外国人は日本のゆるキャラのことをどう思っているのでしょうか。
ゆるキャラに肯定的な意見としては、「キャラクター文化の日本ならではでかわいい」「地域の町おこしのきっかけとなっている」という意見があります。
自分の国にはないため、面白い文化であると評価されています。
![▲[クレヨンしんちゃんについての外国語のTwitter投稿]:編集部スクリーンショット クレヨンしんちゃんについての外国語のTwitter投稿](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/8248/main_c223038e19792d81b8c9886c95eddf6f.png?auto=format)
Twitter:クレヨンしんちゃんについての外国語の投稿(https://twitter.com/jpcollection_fr/status/1254479579990949892)
![▲[高知県のゆるキャラに関するTwitter投稿]:編集部スクリーンショット 高知県のゆるキャラに関するTwitter投稿](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/8249/main_46e0e58f88d68423cbdf0db5afb59b8b.png?auto=format)
Twitter:高知県のゆるキャラに関する投稿(https://twitter.com/AynW/status/1267438571520221185)
![▲[ジャパンエキスポと会場の着ぐるみについてのTwitter投稿]:編集部スクリーンショット ジャパンエキスポと会場の着ぐるみについてのTwitter投稿](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/8250/main_829114f4cf1e6b41f96f9e3cf47c3e74.png?auto=format)
Twitter:ジャパンエキスポと会場の着ぐるみについての投稿(https://twitter.com/Iloveshinjokun/status/1045200848203206657)
一方で否定的な意見としては、基本的に海外ではマンガやアニメは子供の文化とみなされ、ゆるキャラもこれに該当し、老若男女へのPR方法としては、他の国で通用しないのではという意見もあります。
ゆるキャラに対する評価はかわいいや子供っぽいなど賛否両論があります。ですが、「cute」を意味する「Kawaii」という日本語の認知度が海外でも高まっており、ゆるキャラも「Kawaii Culture」として浸透しつつあるようです。
日本とは違う海外のゆるキャラ
海外のゆるキャラはかわいさや愛らしさが特徴的な日本のゆるキャラとは異なり、ゆるキャラのモデルや着ぐるみのフォルム、顔立ちが独特であることが多いようです。
理由の一つとして、海外ではブラックユーモアやクセのある魅力が人気なことがあげられます。
またゆるキャラの目的として、日本のようにご当地の特産物をキャラクターにするよりも、プロ野球やJリーグのようにスポーツやお祭りで参加者を盛り上げるマスコットとして活用されることが多いようです。
ゆるキャラはアジア圏で人気
上述したように様々な捉え方をされているゆるキャラですが、日本でも代表的なゆるキャラであるくまモンやカナヘイの小動物は海外の中でも、特にアジアから人気を博しています。
アジア圏で人気のキャラクター
日本のゆるキャラとして代表的な「くまモン」は中国でも人気となっています。
何度か改名され現在は、中国人にとって分かりやすい、「熊本熊」(ションベンション、シォンベンシォン)という名前で親しまれ、様々なグッズが発売されています。
また、台湾でも日本のイラストレーター・カナヘイ氏による小動物シリーズなどが特に若い女性を中心に支持されています。
「カナヘイの小動物ピスケ&うさぎ」は台湾新幹線(台灣高速鐵路)ともコラボしており、キャラクターが描かれたラッピング列車が運行されました。
なぜゆるキャラ人気?
くまモンやカナヘイがアジアで人気を得ている理由としては、まず前述したように、「Kawaii」という日本発祥の文化が、海外においても広まりつつあることが挙げられます。「Kawaii Culture」を好む外国人がゆるキャラに好意的な感情を抱いていると考えられます。
この続きから読める内容
- 【事例】ゆるキャラがインバウンド需要を喚起
- くまモンで地元PRに力を入れる
- 「くまモン」やっぱりパクリが登場…新中国名「熊本熊」で商標を守れるか?
- カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅
- 「新幹線×カナヘイ」が台湾人に歓迎される理由、ゆるキャラと鉄道は台湾でも鉄板
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