今年のお花見はどうなる?密回避できる新体験サービス続々登場 外国人も日本の花見に熱視線

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例年であれば多くの人がお花見を楽しむ時期が近づいてきました。

しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、特に飲食を伴うお花見は自粛する傾向が見られています。

そのような中、コロナ禍でも感染対策に配慮しながらお花見を楽しめる新たなサービスが登場しています。

本記事ではコロナ禍におけるお花見の最新動向を紹介するとともに、日本のお花見に対する、外国人からの根強いお花見人気についても紹介します。

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新型コロナウイルス禍でお花見をする人が減少

株式会社KADOKAWAが運営する「ウォーカープラス」が実施した調査によれば、今年はお花見を楽しむ人の数は例年の約4割にとどまっています。

コロナ禍を意識して、特に飲食を伴うお花見は自粛傾向にあります。

お花見をする場合でも、飲食をせずテイクアウトグルメを利用したり、近場の公園などで家族と花見を楽しむなどの回答が多く見られました。

関連記事:今年の花見の動向は?「自粛」「飲食なし」「テイクアウトグルメ」など…6割が「家族と楽しみたい」(口コミラボ)

コロナでも楽しめる花見とは?

以下ではコロナ禍でも感染対策を整えて花見を楽しめるように工夫している事例をご紹介します。

コロナ禍でも花見を楽しむため、新しい花見の形が現れてきています。

リフトで密回避、上空から見る花見

富士急ハイランドなどを傘下に持つ富士急行株式会社の完全子会社である、相模湖リゾート株式会社が運営する「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」では、遊園地のリフト「ペアパラレルリフト」から「空飛ぶ花見」と題して花見が楽しめます。

2人乗りリフトのため3密を避けることができ、山頂まで登るリフトから桜を見下ろすという普段と違う花見を楽しむことができます。

相模湖リゾート株式会社では、キャンプ場や温泉なども運営しており、新型コロナウイルス対策として、検温やマスク着用、フィジカルディスタンスを保つことなどがサイト上で説明されています。

ホテルからお花見、桜のオブジェやシャンパンと共に豪華さを演出

ホテルニューオータニ幕張では、「SAKURACATION~スイートでお花見ナイト~」と題して、インドア花見を提案しています。

春風を感じられるバルコニー付きのホテルの客室に滞在しながら、桜の生け花やライトアップも可能な桜のオブジェでお花見気分を味わうことができます。

イチゴ入りのシャンパンを片手にバックに記念撮影したり、全国各地の桜の名所へのバーチャルトリップなども楽しめます。

さらに大理石張りのビューバスで桜のフラワーバスを堪能できたり、ホテル特製お花見弁当のオプションも用意するなど、目でも食でも花見を楽しめる工夫がなされています。

「1日1室限定」というのもプレミア感を高めているといえるでしょう。

SAKURACATION ~スイートでお花見ナイト~ ニューオータニホテル公式サイト
▲SAKURACATION ~スイートでお花見ナイト~:ニューオータニホテル公式サイト

隅田川からの花見を提案:完全予約制で安心

隅田川での水上バスや東京湾クルーズを運航する東京都観光汽船は、隅田川を60分で周遊するお花見船の運航を予定しています。

隅田川の桜の名所である墨堤千本桜や、中央大橋付近の桜を、春風を感じながら船の上から楽しむことができます。

ウェブ販売のみの完全予約制により人数制限がされており、オープンエアのため換気対策にもなります。

外国人にも花見は人気:コロナでも人気は衰えず

日本のお花見は外国人からも高い人気を誇り、コロナ禍でもその人気は衰えていません。

訪日ラボと旅行データを扱うソリューション企業ADARAが共同で実施した調査によれば、海外で地域を問わずお花見シーズンでの観光が検索されていることが分かっています。

2021年春(3月~4月)のお花見シーズンでの訪日への関心は、例年並みに高くなっているようです。

【独自】ワクチン報道が契機か、欧州の訪日旅行検索が23%増加「お花見シーズン」への関心依然として高く

新型コロナウイルス(COVID-19)が世界全体に大きな変化をもたらしてから、約一年が経過しようとしています。訪日外国人観光客の客足は依然として止まっていますが、旅好きの訪日潜在層は今も旅行に関する情報収集を行いながら、再び旅行に行ける日を待ち望んでいます。それでは、訪日意欲のある人はどのような属性を持ち、何日先の旅行を計画しているのでしょうか。この度、訪日ラボと旅行データを扱うソリューション企業ADARAは、共同企画として「北米・欧州からの訪日旅行検索 COVID-19前後の変化」につい...

▲北米からの訪日旅行検索「出発前日数」の変化:ADARA
▲北米からの訪日旅行検索「出発前日数」の変化:ADARA

新たな花見の形で、コロナ後の回復を狙う

コロナ禍において、三密を回避できる新たな花見の形が話題を呼んでいます。

国内外で新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでも、外国人からの日本のお花見に対する人気は衰えを見せていません。

ウィズコロナアフターコロナインバウンド事業においては、安全・安心に花見を楽しめるようなコンテンツ造成が求められるでしょう。

<参照>

ウォーカープラス:例年通りの花見を楽しんでもらいたい!“コロナに負けない”桜の楽しみ方

さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト:開花情報

ニューオータニホテルズ:SAKURACATION~スイートでお花見ナイト~

東京クルーズ:お花見船 隅田川ルート【予約制】

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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