大阪の万博記念公園を詳細解説|文化やスポーツを存分に楽しめる公園、各種イベントも

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1970年に開催された大阪万博は、約6,400万人の来場者数を記録しました。

2025年には大阪で2度目となる万博の開催が予定されており、注目が高まっています。

1970年の万博を記念して作られた万博記念公園は、太陽の塔をはじめとする各施設や季節のイベントで人気を誇っています。

本記事では大阪の万博記念公園について詳しく解説します。

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万博記念公園とは?

万博記念公園は、1970年に開催された大阪万博の記念として作られ、モノレールやバスの駅も用意されています。

万博のシンボル「太陽の塔」は、2018年からは内部も公開されています。

大阪万博の跡地にある広大な公園「万博記念公園」

万博記念公園は、1970年に開催された大阪万博の成功を記念して、万博会場の跡地に作られました。

総面積約260haの園内には、「緑に包まれた文化公園」として「日本庭園」や「自然文化園」のほか、文化・スポーツ・レジャー・宿泊施設群が整備されています。

公園には芸術家の岡本太郎氏がデザインし、1970年の大阪万博のシンボルゾーンにテーマ館の一部として作られた「太陽の塔」があります。

「太陽の塔」の内部は、博覧会以降原則として非公開でしたが、復元・再生し、2018年3月から公開されています。

アクセス方法

万博記念公園は、大阪府吹田市千里万博公園1-1に位置します。

電車の場合は大阪モノレール「万博記念公園駅」「公園東口駅」が最寄り駅で、路線バスは「阪急バス」と「近鉄バス」が運行しています。

広大な公園であるため、園内のエリア別に各ルートが用意されています。

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大阪万博記念公園の魅力的なスポット5選

大阪万博記念公園は、その広大な土地の中に多くの観光スポットがあります。

それぞれのスポットを紹介します。

1. 万博記念公園の顔「太陽の塔」がある自然文化園

万博記念公園の南側には「自然文化園」があります。

万博終了後にパビリオンを撤収し、人工地盤の上にさまざまな樹木や草花を植えて、自然文化園としたものです。

自然文化園へ入るとすぐ目に入る「太陽の塔」は、万博記念公園のシンボルともされ、太陽の塔を見るために訪れる外国人来園者もいるほどです。

自然を味わえるだけでなく、足湯や茶畑などを楽しむこともでき、園内の広場をレンタルしてイベントを開催することもできます。

2. 日本庭園

万博が開催された当時、日本の造園技術の粋を集めて造られた名園「日本庭園」が、政府出展施設として展示されました。

上代から中世、近世、現代へと4つの造園様式を取り入れており、それぞれ地域が分かれています。

万博映像上映コーナーや複数の茶室があり、庭園や日本文化、万博の歴史など多様に楽しむことができます。

3. 国立民族学博物館

「国立民族学博物館(みんぱく)」は、1977年に開館し、世界各地の諸民族についての認識と理解を深めるため、民族資料を収集し公開しています。

展示場は順次刷新されており、直近では2016年6月に、中央・北アジア展示とアイヌの文化展示が新しくなりました。

ビデオコンテンツや電子ガイドも提供されており、実際に触ることのできる資料も多く用意されています。

4. EXPO’70パビリオン

「EXPO’70 パビリオン」は、1970年の日本万国博覧会当時の出展施設であった鉄鋼館を利用した、博覧会記念館です。

建物自体が楽器という斬新なもので、万博終了後は閉鎖され未公開となっていましたが、2010年に約40年の時を経て公開されました。

大阪万博の資料閲覧コーナーが用意されていますが、現在はコロナ対策のため当面の間中止となっています。

5. スポーツ施設も多数:テニスガーデン、フットサルクラブ、競技場など

万博記念公園は、文化に親しめる施設が多い一方で、スポーツ施設も充実しています。

アメリカンフットボールやサッカー、テニス、フットサルなどを楽しむことができ、吹田市をホームタウンとする「ガンバ大阪」の練習光景を見ることができる練習場なども備えています。

季節のイベントも多数、イベントで多くの集客あり

万博記念公園では各種イベントも開催されており、四季を感じられるイベントには多くの人が集まります。

なかには、夏にイルミネーションを行うなど斬新なものもあります。

四季の花を楽しむイベント

万博記念公園では、四季折々の花を楽しむことができ、季節の花に合わせてイベントが開催され、「桜まつり」や「ポピーフェア」、「コスモスフェスタ」などは特に人気です。

2015年に大阪府から発表された資料では、3イベントの来場者数は20万人を超え、2013年、2014年と安定して20万人超えを記録しました。

2021年も開催予定のイベントがあるものの、感染症拡大状況に応じて変わる可能性があります。

夏、冬のイルミネーションも人気

太陽の塔をライトアップする「イルミナイト」も人気で、夏と冬の両方で開催されています。

夏のイルミナイトは「夕涼み」と銘打たれ、2013年、14年ともに3万人超えの来場者を記録しました。

冬は共に7万人超えとなりましたが、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響によって中止されました。

大阪万博から生まれた「万博記念公園」、2025年を見据えてさらに注目

大阪万博を記念して作られた「万博記念公園」は、大阪万博のレガシーを残しつつ、各施設やイベントで人気を誇っています。

55年ぶり2度目の大阪万博開催が予定される2025年に向けて、今後も注目が高まることが期待されます。

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<参照>

万博記念公園:公式サイト

大阪観光局公式サイト:万博記念公園

大阪府:「日本万国博覧会記念公園 新たな魅力発信事業」外国人来園者を対象とした意識調査 結果報告書

国立民族学博物館:展示

大阪府:日本万国博覧会記念公園の活性化に向けた将来ビジョン

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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