ルーマニアでは、吸血鬼ドラキュラの城のモデルとして有名なブラン城において、訪れた観光客に新型コロナウイルスのワクチンを無料で接種するサービスが行われています。
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ルーマニア、観光地でワクチン接種進む
ルーマニア政府によると、ルーマニアでは1回目のワクチンを接種した人が378万9,351人います。
2021年5月14日現在、首都ブカレストでは国立図書館などの主要施設で週末のみ24時間態勢で接種を行っています。
また政府が主導するワクチンキャンペーンの一環として、地方での接種を推進するため、ルーマニア中部でのブラン城で接種が行われています。
14世紀に建てられたブラン城は、作家ブラム・ストーカーが小説「ドラキュラ」に登場する城のモデルにしたとされることで有名です。
ブラン城では、八重歯を注射器に見立てた横断幕が掲げられ、医師や看護師がファイザー製ワクチンの接種を担当しています。
接種者には、「胆力と責任感」をたたえる証明書と「拷問部屋」の無料ツアーが提供されます。ただし在ルーマニア日本大使館によると、ワクチンを接種していない外国人観光客については、入国時に2週間の隔離が必要となります。
アメリカでも、アメリカ自然史博物館など観光地においてワクチン接種が進んでおり、こうした取り組みが世界でも広まるのか、注目が集まりそうです。
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<参照>
AFPBB:ドラキュラ城でワクチン接種、牙の代わりに注射針を
REUTERS:ドラキュラ城で無料ワクチン接種、観光呼び込みに ルーマニア
在ルーマニア日本大使館:新型コロナウイルス感染のルーマニアにおける現状等について
ルーマニア政府:2021年5月13日のワクチン接種状況(ルーマニア語)
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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