オランダ政府は、日本からの入国制限を解除したと発表しました。欧州連合(以下:EU)理事会が6月3日に日本を「安全な国」リストに追加したことを受けての対応としています。
6月10日からすでに制限は解除されており、今後日本からオランダに入国する際は、PCR検査の陰性証明や自主隔離措置などは求められなくなるということです。今回日本が追加されたEU/シェンゲン圏外の「安全な国」リストには、現在11か国が記載されています。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)オランダ、日本を「安全な国」リストに追加
6月3日、EU理事会は日本を「安全な国」リストに追加しました。これを受けて、EU加盟国であるオランダも日本からの入国制限を解除したということです。
日本からオランダへの入国制限解除 6月10日から
オランダ政府は、日本をEU/シェンゲン圏外の「安全な国」リストに追加しました。6月3日には、EU理事会が日本を同リストに追加しており、日本からの不要不急の渡航を認めることを発表していました。
これまで、日本からオランダに入国する際には、オランダ到着前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明の提出と入国後の10日間の自主隔離が求められていましたが、今回日本がリストに追加されたことによってこれらの入国制限は解除されたということです。
制限解除は6月10日からすでに始まっていますが、今後も感染状況に応じてリストの見直し、変更が行われます。
6月14日現在、オランダ政府が「安全な国リスト」に記載している国は以下の通りです。
【EU/シェンゲン協定加盟国】
- オーストリア(6月10日以降)
- ブルガリア
- チェコ共和国(6月10日以降)
- フィンランド
- フランス:コルシカ島のみ
- ドイツ(6月10日以降)
- ハンガリー
- アイスランド
- アイルランド
- シチリア島を含むイタリア(6月10日以降)
- ギリシャ:北エーゲ地域とイオニア諸島地域のみ
- ルクセンブルク(6月10日以降)
- マルタ
- ノルウェー(オスロと6月10日以降のアグデルの国を含む)
- ポルトガル(アゾレス諸島とマデイラ諸島を含む)
- ポーランド(6月10日以降)
- ルーマニア
- スロバキア(6月10日以降)
- スペイン:バレアレス諸島とカナリア諸島のみ
【EU /シェンゲン協定非加盟国】
- オーストラリア
- 中国(中国本土、香港、マカオ)。中国がヨーロッパの旅行者の入国制限を解除した場合のみ。
- イスラエル
- 日本(6月10日以降)
- ニュージーランド
- ルワンダ
- サンマリノ(6月10日以降)
- シンガポール
- 韓国
- タイ
- バチカン市国(6月10日以降)
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