2020年の新型コロナウイルス感染症拡大以降、訪日観光客数は激減し、現在もなおインバウンドは大きな打撃を受けています。
東京都が8日に発表した資料によると、2020年に東京都を訪れた外国人観光客数は前年比83%減の約252万人だったことがわかりました。国内旅行者数は前年から37.9%減少した約3億3,705万人だったということです。
同様に、観光消費額も全体で約2兆9,236億円と51%減少しており、2010年以降過去最低の数字となりました。
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東京都、2020年の観光客数とその消費額を発表
東京都は、6月8日に「令和2年東京都観光客数等実態調査」の結果を発表しました。東京を訪れた国内観光客数や外国人観光客数について示しています。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、4~6月期は調査を中止したため、参考値を用いて推計しています。
観光客数は全体で前年比4割減、消費額は2010年以降過去最低
まず、2020年に東京都を訪れた観光客数は全体で約3億3,958万人でした。この数字は、2019年から39.2%減少しています。内訳としては、日本在住の観光客数が約3億3,705万人で前年比37.9%減、外国在住の観光客数が約252万人で前年比83.4%減となっています。
また、観光客のうち、宿泊客数は前年より49.9%減少して2,406万人、日帰り客は38.2%減少して3憶1,552万人だったことも示されています。

引用元:東京都報道発表資料
次に、観光消費額は約2兆9,236億円でした。前年からは51.6%の落ち込みを見せており、この数字は2010年以降過去最低額だということです。
なお、日本在住の観光客からの消費額は約2兆7,168億円(前年比43.1%減)、外国在住の観光客からの消費額は約2,068億円(前年比83.6%減)でした。

引用元:東京都報道発表資料
2020年は五輪開催が予定されており、東京都は開催都市であることから多くの観光客数や消費額が予測されていたと考えられますが、いずれも前年を下回る結果となりました。
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<参照>
東京都:令和2年東京都観光客数等実態調査
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