新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が拡大するとともに、ヨーロッパ各国では入国制限の緩和や解除が進んでいます。
スイス政府は、6月28日以降、海外各国からの入国に対する制限を廃止する方針であると表明しました。また、国内でのマスク着用義務を解除する考えも示しています。
これが決定されれば、ワクチン接種が完了している、または検査の陰性証明を保持しているなどの条件のもと、海外からのシェンゲン圏外からの観光目的の入国が可能になります。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)スイス政府、国内外の制限を緩和、解除へ
スイス政府は、6月11日、海外からの入国に際して現在設けている制限を解除する方針であると明らかにしました。国内での生活に関する制限も緩和していく姿勢で、23日の協議を経て正式に決定するとしています。
海外観光客の受け入れ再開、国内のマスク着用義務緩和などを検討
スイスは、現在シェンゲン加盟国以外の海外からの入国に制限を課しており、入国時の検疫を義務付けています。
しかしながら、政府は、6月28日以降この制限を解除することを検討していると6月11日に発表しました。新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着いていることやワクチン接種が順調に進んでいることなどを考慮した結果としており、観光目的の入国を許可するとのことです。
シェンゲン圏外から入国する場合には、観光客は証明書を利用して、ワクチン接種が完了していること、感染症から回復したこと、検査結果が陰性であることのいずれかを示す必要があります。
なお、スイスが変異株の感染リスクが高いと指定している国からの入国者に対しては引き続き検疫を求めるということです。6月16日現在スイス政府が変異株のリスクが高いと指定している国は以下の通りです。
- ブラジル
- インド
- カナダ
- ネパール
- 南アフリカ
- イギリス
また、スイス政府は同日、感染症拡大予防のために現在国内で設けている制限も緩和していく方針を示しています。職場や屋外でのマスク着用義務の解除、イベントや飲食店の収容可能人数の制限緩和などを検討しているとのことです。
スイス政府は、これらすべてについての決定は6月23日の協議を経て下されると明らかにしています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
スイス連邦参事会:Coronavirus : le Conseil fédéral veut faciliter l’entrée en Suisse à partir du 28 juin
スイス連邦参事会:Coronavirus: Federal Council launches consultation on fifth round of reopening steps
【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介

外国人観光客の爆発的増加に伴い、スタッフの人手不足に直面する宿泊・観光業界。
さらには多言語対応やあらゆるサポートも求められ、キャパシティが限界状態にある事業者も少なくはないでしょう。
そこで訪日ラボでは、「人手不足を補いながらインバウンド対応を強化する」実践策を紹介するセミナーを開催します。
DXによる業務効率化や自動化、多言語対応の仕組みづくり、24時間・22言語対応の医療通訳付きオンライン診療、そして多言語での口コミ・MEO対策の無理のない運用方法まで、“少ない人員でも安心して外国人観光客を受け入れられる仕組み” を解説します。
<セミナーのポイント>
- 人手不足の現場でも実践できる、インバウンド対応・業務効率化のヒントがわかる!
- 多言語対応や医療連携など、“安心・安全な受け入れ体制”を整える具体策が学べる!
-
集客から滞在サポートまで、インバウンド受け入れを総合的に学べる!
→【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介
【インバウンド情報まとめ 2025年11月前編】中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか:インバウンド情報まとめ【2025年11月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










