成田空港 全旅客ターミナルを再開 7月から 五輪見据え14か月ぶりの全面稼働へ

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成田空港の全ターミナルが7月1日から再開します。空港では、2020年4月20日以降、第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)のサテライト計3カ所の閉鎖が続いていたため、1年2か月以上ぶりの全面稼働となります。

1か月後に迫った東京五輪を見据え、国内外からの参加選手や関係者を万全な体制で迎えるためだということです。成田空港を運営する成田国際空港会社(以下:NAA)は、空港職員に新型コロナワクチンの職域接種を実施することも発表しており、体制を整えています。

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成田空港が7月から全面再開へ、五輪に向けて万全な準備

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け一部ターミナルが閉鎖されていた成田空港ですが、7月1日からすべての閉鎖を解除し、全面的に再開することがわかりました。

同空港では7月5日からの新型コロナワクチン職域接種も行われる予定で、東京五輪に向けた準備が進んでいます。

7月1日から全旅客ターミナル再開

6月25日、NAAは、2021年7月1日より成田空港のすべての旅客ターミナルを再開させることを発表しました。全面的に稼働するのは1年2カ月以上ぶりとなります。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、NAAは2020年4月20日から成田空港における一部ターミナル施設の閉鎖を続けていました。閉鎖されていたのは、第一ターミナル第1サテライトと第4サテライト、第二ターミナルサテライトの3か所です。

全ターミナルの再開について、NAAは、開催まで1か月を切った東京五輪に向けて、参加選手や関係者を万全な体制で迎えるためだとしています。

海外からの利用客も多い国際空港が全面稼働することは、国際的な往来再開にまた一歩前進したといえるのではないでしょうか。

空港職員への職域接種実施も発表

NAAはまた、空港内事業者の従業員を対象として新型コロナワクチンの職域接種を実施することも発表しています。

成田空港では、約700の事業者が運営に携わっているほか、新型コロナウイルスに接触する可能性が高い水際の業務にも多くの従業員が従事しています。これを踏まえて、利用客や従業員の安全確保と空港の安定運用のために職域接種を決定したということです。

空港内に勤務する従業員を対象に約16,000人分の接種を行う計画で、2021年7月5日から10月中旬にかけて実施していくとしています。

関連記事:上野・浅草で観光事業者対象に「1万人」ワクチン接種へ|海外の観光地の動きは

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<参照>
成田国際空港:プレスリリース(ターミナル施設の再開について)
成田国際空港:プレスリリース(成田空港従業員を対象に新型コロナワクチン職域接種を実施します!)

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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