コロナ禍が長引く中、新たな観光の在り方を創り出そうと沖縄県内の経済団体を中心に立ち上がった「OKINAWA BLUE POWERプロジェクト」が8月1日から開始されています。
このプロジェクトは沖縄を訪れる前にワクチン接種やPCR検査を済ませた観光客らに青色のリストバンドを配布し、さまざまなサービスが受けられるようにする取り組みのことです。
8月1日午前、関係者が那覇空港の到着ロビーでプロジェクトのPRを行いました。
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沖縄、ワクチン接種やPCR陰性で特典付きサービス開始
沖縄県では、9月30日までのプロジェクトの期間中、空港の観光案内所や県レンタカー協会会員社のカウンターで、ワクチンの接種済みの証明書やPCR検査の陰性証明を持っている人にリストバンドを配布します。プロジェクトの協力店舗で提示すれば、ドリンクのサービスや割引などの特典が受けられます。8月5日現在、協力店舗に135店が集まっています。
プロジェクトの鈴木洋一実行委員長(沖縄県飲食業生活衛生同業組合理事長)は「新しい沖縄の観光スタイルになるので、どんどん周知を図りたい」と述べました。
ただし、沖縄県では現在緊急事態宣言が発令され、8月4日現在602人の新規感染者数が報告されています。
8月5日現在、Yahoo!JAPANのリアルタイム検索で24時間以内に投稿されたTweetではプロジェクトに対して好意的な意見と否定的な意見がほぼ拮抗する状態でした。
現地住民の人々からは不安の声も上がる中、感染症対策を行いつつ、どこまで観光客数を増やし経済を回すことができるのかが注目されるでしょう。
またこのプロジェクトが成功する中で、他都道府県での導入やインバウンド対応の時に同様の仕組みが応用できるのかが焦点となるでしょう。
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<参照>
沖縄県: 県内における感染状況について
琉球新報:沖縄観光「青いバンド」サービス開始 接種・検査ずみ来県者に配布
OKINAWA BLUE POWERプロジェクト:公式サイト
Yahoo!JAPAN リアルタイム検索:オキナワブルーパワー検索結果
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