全国の道の駅、満足度1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」に じゃらんが全国道の駅グランプリ2021を発表

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ホテル予約サイト「じゃらん」が、満足度に基づく「全国道の駅グランプリ2021」を発表しました。

1位を獲得したのは、2年連続で宮城県の「あ・ら・伊達な道の駅」となりました。ランキング上位にはエンターテインメント性が高いコンテンツを持つ道の駅が名を連ねており、観光拠点としても機能している道の駅であるといえます。

道の駅については令和3年度版観光白書でも触れられており、今後は国内外どちらの観光客も楽しめる道の駅がより求められることになります。

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じゃらんが利用者の満足度から全国道の駅グランプリを発表

今回のランキングは、『関東東北じゃらん』『東海じゃらん』『中国四国関西じゃらん』『九州じゃらん』の掲載エリアにある道の駅の中からアンケートを実施し、満足度の高い道の駅を発表しています。

トップ10のうち、東北道の駅が5つランクインする形となりました。

1位は宮城の道の駅で2年連続、今後はインバウンドも見据えた機能拡充を

グランプリでトップ10にランクインした道の駅は以下の通りです。

全国道の駅グランプリ2021のトップ10
▲全国道の駅グランプリ2021のトップ10:じゃらんプレスリリースより


引用元:じゃらんプレスリリース


1位は、宮城県「あ・ら・伊達な道の駅が獲得しました。満足度は82.8%を誇っており、2年連続の1位だということです。

じゃらんによれば、施設の充実度は東北屈指の道の駅となっており、特産品が豊富なほか、おみやげの品数が圧倒的だということです。商品数は全体で1,000点を超え、2001年の開館以降満足度の高い道の駅として人気を集めています。

駅長の遠藤悟さんは、受賞にあたって感謝の意を述べるとともに「これからも進化・変化を感じて頂けるような店舗づくりとグランプリ連覇を目指して、日々精進してまいります!」とコメントを寄せました。

Facebookの公式アカウントでは、今後オンラインショップも強化していく旨を示しており、コロナ禍を受けた対応も進めていることがうかがえます。

2位から5位には、温泉やアウトドアを楽しめる道の駅や、観覧車、グラスボート式遊覧船、温泉保養施設をそれぞれコンテンツとして備えている道の駅がランクインしています。「旅路の休憩所」に留まらず、道の駅自体がエンターテインメント性に長けていることがわかります。

道の駅は、令和3年度版の観光白書において、今後インバウンド受入拠点として強化していくことが示されています。訪日旅行のFIT(個人旅行)化、それに伴うレンタカーの利用率増加により、「道の駅」の需要増加が見込まれているということです。

国内旅行客だけでなく、訪日客にも対応できるような機能強化やコンテンツの充実、環境整備なども必要となるでしょう。

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<参照>
観光庁:「令和2年度観光の状況」及び「令和3年度観光施策」(観光白書)について
じゃらん:『じゃらん』全国道の駅グランプリ2021発表!宮城県の道の駅が満足度1位を獲得
あ・ら・伊達な道の駅:Facebook公式アカウント

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2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。

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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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