「来春にも海外旅行再開へ」JATA新会長、ワクチン接種者に制限緩和すべきとの考え示す

日本旅行業協会JATA)の菊間潤吾会長は5日の就任記者会見で、旅行制限に関しワクチン接種が完了した人については段階的に緩和すべきだとの考えを示しました。

その上で、ワクチン接種の進展により、来春までには「海外旅行が再開する」との見通しを示しました。

日本では7月26日から「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書」、いわゆるワクチンパスポートの発行が開始されましたが、その効果が問われるでしょう。

ワクチン接種で制限緩和により「来春にも海外旅行再開へ」

JATAの菊間会長は5日の会見で、ワクチン接種が完了した人には旅行制限を緩和すべきだという考えを示しました。

さらにワクチン接種の進展により、来春までには「海外旅行が再開する」と述べました。

菊間会長は、度重なる緊急事態宣言でツアーなどのキャンセルが相次ぎ、旅行会社の経営は限界に達していると強調しました。

そして一部の国ではワクチンの普及に伴い渡航制限の緩和を模索する動きが出ているとして、「日本も取り残されないよう政府に判断していただきたい」と述べました。

日本でもワクチンパスポート開始、入国時の制限緩和なるか

日本では、7月26日からワクチンパスポートの受付が開始されています。

対象国・地域はイタリア、オーストリア、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント、タイ(プーケット島、サムイ島、パンガン島、タオ島のみ)、ドイツ、トルコ、ブルガリア
ポーランド、香港、ホンジュラス、リトアニア、韓国、エストニアの14か国です。

ワクチンパスポートでは相手国での制限緩和において有効であり、イタリアでは5月の段階から日本からのワクチン接種者に対し入国制限を緩和するなど、積極的な対策がとられています。

一方、日本においては接種証明書の有無にかかわらず入国後14日間の隔離措置が必要です。

変異株の感染が広がる中、海外事例を踏まえワクチンがどれほど効力を発揮し、それに対し感染拡大を抑えながらどれほど制限緩和できるかが焦点となるでしょう。

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<参照>
外務省:海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧(8月3日現在)
時事通信:ワクチン接種で制限緩和を 海外旅行、来春には「再開」―旅行業協会会長

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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