海外旅行事業を展開する株式会社令和トラベル(以下、令和トラベル)は、グアム島への旅行の宿泊券、航空券の手配を開始したことを発表しました。
なお、今回の手配はすでに予約を開始しているハワイ旅行に引き続き2か国目となり、公式LINEより申し込みが可能です。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
グアム島におけるワクチン接種率の増加が引き金か
グアム島へはコロナ禍前の2019年に過去最高の約166.6万人が訪れ、その内日本人観光客は約4割の約68万人が訪れており、日本人に非常に人気の観光地です。
現在のグアム島は、新型コロナウイルスワクチンの接種率(接種権利のある人数に対し各ワクチンごとの必要回数を完全に接種し終えた人数の割合)が80%を超え、観光客の受け入れを再開しています。
また、指定ワクチンの接種後2週間を経過している人であればグアム入国後の検疫が免除、グアム政府観光局が日本でのPCR検査費用を補助するなど、観光客が訪れやすい取り組みも実施しています。
令和トラベルによるとこれらの状況を踏まえ、人気の海外旅行先であるグアム島への宿泊券、航空券の手配をいち早く開始したということです。

グアムへの旅行者を対象にしたキャンペーンで、安心安全な観光をサポート
前述した旅行の再開に伴い、グアム政府観光局では「FITツアー&トラベルサポートプログラム2021」を実施しています。
同キャンペーンでは、グアム島への旅行者が日本で実施したPCR検査の費用を補助することを目的としており、最大2万円(税込)補助されます。
8月12日~9月30日に日本からの渡航を基本に、8月9日~9月26日を応募期間としています。
現在のグアム島では、全ての来島者にグアム政府指定施設での最大10日間の強制隔離措置が課されていますが、以下を条件に隔離措置を免除するとしています。
- 指定ワクチンの接種済み
- ワクチン未接種でPCR検査の陰性証明の提示
- 入国前3か月以内に新型コロナウイルスに感染後、回復した者で入国時に無症状
金銭面でのキャンペーンによって旅行客の意欲促進につながると考えられる一方、事業者はワクチン接種率や感染状況を鑑みた動きが引き続き求められます。
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<参照>
株式会社令和トラベル:プレスリリース
グアム政府観光局:遅い夏休みをグアムでゆったりキャンペーン!(FITツアー&トラベルサポートプログラム2021)
在ハガッニャ日本国総領事館:グアム概況
在ハガッニャ日本国総領事館:グアム島における新型コロナウイルス感染症に関する最新情報
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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