9月22日、関西空港にPCR検査センターが設置されました。
新型コロナウイルス収束後の旅客需要回復を見据えたもので、国際便搭乗前に検査し、最短3時間で結果を得ることができます。
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関空にPCR検査センター開設、国際線出発前に最短3時間で陰性証明
9月22日に関西空港で運用が開始されたPCRセンターは、川崎重工業と近畿大学医学部により、第1ターミナル(T1)2階の国内線北出発口のそばにある近畿大学関西空港クリニックに設置されました。
川崎重工業らが開発・製造した自動PCR検査ロボットを活用し、国際線出発客に最短3時間で陰性証明を発行します。
唾液を採取して検査する「リアルタイムRT-PCR法」で、医師の問診を受けたうえで唾液を採取すると、空港内のコンテナの中で、ロボットアームや最新機器が自動で検査を行う仕組みです。
1日最大2,500件の検査が可能ですが、当面の予約は1日10件のみとし、徐々に対応する人数を増やす計画としています。
検査料は税込み3万8,500円で、検査料と英文陰性証明書(1枚分)が含まれ、a_9_2_1_d_8_8_6_7_4_c_7_4_4_0_7_9_b_a_8_8_1_0_5_4_3_1_1_4_0_b_d払いのみに対応します。
受付は平日の午前9時~11時と午後1時~2時までで、電話での事前予約が必要となり、土日祝日、年末年始は実施しません。
近畿大学関西空港クリニックの汐見幹夫所長は「これまでは検査の結果が出るのは翌日でしたが、迅速に結果が出せるので旅行者にメリットになると思います」と話しました。
川崎重工の自動PCR検査ロボットは、他空港からも引き合いがあるということです。
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<参照>
Aviation Wire:関空にPCR検査センター 国際線出発客向け、最短3時間で陰性証明
NHK NEWS WEB:関空にPCR検査センター開設 渡航前に最短3時間で結果
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