イギリスの調査会社「ヘンリー&パートナーズ」は、世界のパスポートを比較、調査した「ヘンリー・パスポート・インデックス2021」を発表しました。
この調査はロンドンに本拠地を置くヘンリー&パートナーズ社が、国際航空運送協会(IATA)のデータを用いて、199のパスポートと227の旅行先を分析し調査したものです。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)日本は4年連続首位維持、上位国と下位国での格差が顕著に
「ヘンリー・パスポート・インデックス2021」は国際航空運送協会(IATA)のデータに基づき、世界中のパスポートを、保有者が事前のビザなしでアクセス可能な目的地の数に応じてランク付けしたものです。
世界の約200か国のパスポートを対象にした同調査では、日本のパスポートが最も順位が高く、同率でシンガポール、2位は同率で韓国とドイツ、という結果となりました。
- 日本、シンガポール(192)
- ドイツ、韓国(190)
- フィンランド、イタリア、ルクセンブルグ、スペイン(189)
- オーストリア、デンマーク(188)
- フランス、アイルランド、オランダ、ポルトガル、スウェーデン(187)
- ベルギー、ニュージーランド、スイス(186)
- チェコ共和国、ギリシャ、マルタ、ノルウェー、英国、米国(185)
- オーストラリア、カナダ(184)
- ハンガリー(183)
- リトアニア、ポーランド、スロバキア(182)
一時的な渡航制限は考慮に入れていないため、実際に渡航できるかは別として、理論上、日本とシンガポールのパスポート保有者はビザなしで192か国に渡航可能です。
下位国は以下の通りです。
- アフガニスタン(26)
- イラク(28)
- シリア(29)
- パキスタン(31)
- イエメン(33)
- ソマリア(34)
- ネパールとパレスチナの領土(37)
- 北朝鮮(39の目的地)
上位の欧州諸国は新型コロナウイルス関連の渡航、入国制限、またそれに準ずる隔離措置など厳しく講じていいるものの、下位の多くの国は情勢に見合わず国境に関する制限を緩和していることが明らかとなっています
ヘンリー&パートナーズによると最初に本調査が発表された2006年以来、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い過去18か月に急増した旅行障壁が、国際的な往来に最も格差をもたらしたということです。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
CNN Travel:The world's most powerful passports for 2021
Henley&Partners:Japan Has the Most Powerful Passport but Only in a Post-Pandemic World
Henley&Partners:The Henley Passport Index:Q4 2021 Global Ranking
【11/19開催】『三田製麺所』直伝!インバウンドの口コミを店舗運営に活かす戦略を紹介

「すべての人に、満腹と幸福を」をミッションに、ラーメンや居酒屋など多彩な飲食ブランドを展開している「エムピーキッチン」。
中でも『つけ麺専門店 三田製麺所』では、国内外のお客様から寄せられた口コミを集めて分析し、メニュー・接客・店舗づくりの改善に活かしています。
そこで訪日ラボでは、『三田製麺所』が実践するインバウンド口コミ戦略を深堀りするセミナーを開催します。
インバウンド事業に携わる皆さまにとって、ご自身のビジネスに役立つヒントが得られる内容です。ぜひご視聴ください!
<セミナーのポイント>
- 最新のインバウンド概況が学べる!
- なぜインバウンド対策が必要なのかがわかる!
- 口コミ活用の重要性がわかる!
-
三田製麺所の実践例から学べる!
→【11/19開催】『三田製麺所』直伝!インバウンドの口コミを店舗運営に活かす戦略を紹介
【インバウンド情報まとめ 2025年10月後編】観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年10月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










