アマデウス社による旅行に対する意識調査にて、93%が「ワクチンパスポートへ個人データを提供する」と答えたことがわかりました。
前年度にも本調査が行われたときに91%であったことから、有効な目的のためならば個人データの共有を容認する層がわずかに増えていることがわかります。
各国の旅行規制が複雑でわかりづらいという意見や、個人の健康データを共有することに賛成かどうかなど、新型コロナウイルス感染症を予防するワクチンが普及しつつある、現在ならではの結果が出ています。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)アマデウス社による今後の旅行に関する意識調査
フランス、ドイツ、インド、スペイン、ロシア、シンガポール、UAE、英国、米国の9,074人を対象とした本調査では、前回行われた2020年9月、2021年2月に続くものでした。
調査によると、前提として多くの対象者が旅行への意欲が強いことがわかりました。しかし、35%の旅行者が、旅行における規制やガイドラインが複雑でわかりづらいとしており、より明確に改善することが望まれています。
個人の健康データを共有することへの受容性に対しては、93%の旅行者が個人データの効果的な使用のための提出を容認しており、前年度の調査での91%をわずかに上回っています。また、約50%のビジネスを目的とした旅行者とレジャー旅行者の36%が、データを提出することを容認しているとのことです。
加えて、今後1年間での旅行の利便性やモチベーションを高めることになると期待されているテクノロジーは何かと問う調査も行われました。3つの調査全てで、モバイルアプリケーションと非接触テクノロジーが首位を占める結果になりました。
また、回答者の約半数が、環境に優しい交通手段を選ぶとしており、44%がサステナブルな旅行をもっと安価にするべきだと答えました。また、41%が、旅行会社は環境問題に取り組む政策の透明性を強くするべきだと回答しました。
さまざまな回答の結果、アマデウス社は、旅行会社は旅行環境の変化に合わせた対応が求められると指摘しています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
日本の魅力ある商品や体験を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
日本の魅力ある商品や体験を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォームです。インバウンド向け外国人インフルエンサー施策を、煩雑な交渉やスケジュール調整などの手間なくすぐに始められます。従来のインフルエンサー施策より、低コストで運用負担を抑えられるため、継続的なインバウンド市場への認知拡大を実現します。
詳しくはこちら をご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年12月後編】11月の訪日外客数351.8万人 累計で過去最多/2024年に日本開催の国際会議、前年比1.2倍 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に12月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→11月の訪日外客数351.8万人 累計で過去最多/2024年に日本開催の国際会議、前年比1.2倍 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年12月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










