インド政府は7日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い停止していた観光ビザの発給を、1年半ぶりに再開することを発表しました。
インドでは昨年3月以来厳格な国境封鎖を続けており、現在は国際民間旅客航空便の着陸と観光目的での入国を停止しています。
インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)
今月15日よりチャーター便から受入開始、来月からはチャーター便以外も
インド内務省の声明によると、今月15日よりチャーター便を利用して入国する外国人観光客に向け、新たに観光ビザの発給が開始されています。
チャーター便以外でインドに渡航する外国人観光客へは、11月15日より同措置が適用されます。
インド内務省は今回の措置を決定するに当たって、
「州政府や観光部門の関係者から様々な声が寄せられていたため、保健家族福祉省、外務省、民間航空省、観光省、そして外国人観光客の来訪が見込まれる各州政府など、全ての主要関係者と協議し、情報を検討しました。」と述べています。
出張や外交、留学などを目的とする入国者は、数か月前より一時的に受け入れを再開していました。
インド政府は、外国人観光客、航空会社、その他関係者に向けて、保健家族省が通知する新型コロナウイルス関連の規範を遵守するよう呼びかけています。
ジョンズホプキンス大学のデータによると(10月9日時点)、これまでにインドでは新型コロナウイルスの感染者数が33,915,569人、死者数は450,127人となっています。また、人口の18.76%がワクチン接種を完了しています。
関連記事:WHO「空約束でなく実行を」貧困国へのワクチン供給/世界各地で接種証明、制限緩和の動き【新型コロナ海外まとめ・10月】
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
Ministry of Home Affairs:PRESS INFORMATION BUREAU GOVERNMENT OF INDIA
Johns Hopkins Coronavirus Resource Center:INDIA
【インバウンド情報まとめ 2024年11月後編】中国、タイの2025年祝日発表 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国、タイの2025年祝日発表 ほか:インバウンド情報まとめ【2024年11月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!