沖縄県は令和2年度の観光収入を発表しました。
観光収入は、新型コロナウイルス感染症等の影響により入域観光客数が大きく減少したことに伴い試算で2,485億円となり、前年度比で4,562億4,500万円と大幅な減少となりました。
年度での統計を始めた平成18年度以降で最も低い水準となり、減少額、減少率ともに過去最大となりました。
一方で観光客一人当たりの県内消費額は99,956円となり、対前年比で25,531円の増加、率にして34.3%の増加となり年度での統計を始めた平成18年度以降で最も高い水準となりました。
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入域観光客数・観光収入の推移

沖縄県の令和2年度観光収入は、新型コロナウイルス感染症等の影響により入域観光客数が大きく減少したことに伴い、試算で2,485億円となり、前年度比で4,562億4,500万円の減少となりました。
入域観光観光客数は258万3,600人となり、前年度比で688万5,600人と大幅な減少となりました。
年度での統計を始めた平成18年度以降で最も低い水準となり、減少額、減少率ともに過去最大となりました。新型コロナウイルス感染症等の影響により平成30年度まで増加していた入域観光客数及びに観光収入が大幅に減少しました。
消費単価の推移

令和2年度観光客一人当たりの県内消費額は99,956円となり、前年度比で25,531円の増加、率にして34.3%の増加となり、年度での統計を始めた平成18年度以降で最も高い水準となりました。
新型コロナウイルス感染症等の影響を受けても変化があまり見られなかった消費者単価ですが、大きく増加しています。
令和元年度実績との比較

令和2年度観光収入は2,485億円と前年度比で4,562億4,500万円の減少となっています。
入域観光客数も同様に前年度比で688万5,600人減少している一方、一人当たりの消費額は99,956円と前年度比で25,531円の増、率にして34.3%の増加となりました。
観光客1人当たり費目別の県内消費額の内訳

令和2年度の観光客一人当たり費目別の県内消費額は宿泊費37,748円、県内交通費11,343円、土産・買物費16,350円、飲食費20,349円、娯楽・入場費9,596円、その他4,561円、総額は99,956円となりました。いずれの項目も前年度と比べて増加しています。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、外国人客の令和2年度については調査を中止しています。
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<参照>
沖縄県文化観光スポーツ部 観光政策課:令和2年度の観光収入【試算値】
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
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