2月に開幕予定の北京五輪の大会組織委員会は1月13日、記者会見を開き、環境にやさしい大会の実現に向けた取り組みを紹介しました。
コロナ禍での感染対策が課題となるなか、大会準備が順調だとアピールする狙いがあるとみられます。
北京五輪の組織委が会見「環境にやさしい大会実現」
北京五輪は2月4日から、北京と、隣接する河北省張家口で17日間にわたって開催される予定です。
開幕まで1か月を切るなか、北京五輪の大会組織委員会は1月13日に開いた記者会見で、環境にやさしい大会の実現に向けた取り組みを強調しました。
競技会場などで使用される電力をすべて再生可能エネルギーでまかなうほか、水素エネルギーで走行するバスの導入を進めるなど、大会における温室効果ガスの排出を実質ゼロにするとしています。
いっぽうで同国内では、オミクロン株の市中感染が確認されるなど感染拡大の警戒が強まっており、組織委員会は中国本土の居住者を対象とした観客へのチケット販売方法を示していません。
新型コロナウイルス感染対策が課題となるなか、組織員会は会見を通じて、大会準備が順調に進んでいるとアピールする狙いもあるものとみられます。
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