本記事では、Webマーケティングで重要視されている「CTA」について説明します。
また、CTAを学んだ上で、実行するべき策についても言及しています。
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行動を喚起させるための「CTA」とは何か
CTAとは「Call To Action」の略であり、日本語では「行動喚起」と訳されます。
Web上のユーザーに行動を喚起させるするためのテキストや画像に対して使われている用語です。
CTAとしてよく扱われる例
以下のような行動を起こさせるためによくCTAは設置されます。
- 購入
- 資料請求
- お問い合わせ
- 会員登録
- メルマガ登録
- 定期購読登録
- コメント記入
上記のような目的がある場合は、CTAを設置すべきだと考えられています。
CTAの設置場所
CTAは設置する場所を工夫することでコンバージョン率向上に繋げられます。
「コンバージョンレート(CVR)」とは、Webサイト訪問者のうち、購入や問い合わせなどそのWebサイトの最終成果に至った件数の割合のことを意味します。
最終成果はWebサイトの目的により異なりますが、ECサイトの場合は実際に商品購入に至った割合のことを指します。
CTAは、一般的に下記のような場所に設置します。
![▲ ポップアップで表示:訪日ラボサイトより ▲ ポップアップで表示:訪日ラボサイトより](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/11419/main_0285f6dd33a2475e5c06ea38696f9444.png?auto=format)
![▲ Webページのヘッダー・フッター:訪日ラボサイトより ▲ Webページのヘッダー・フッター:訪日ラボサイトより](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/11420/main_d90df0d6fc1316c244316552cd6a44f6.png?auto=format)
![▲ Webページのサイドカラムに配置:訪日ラボサイトより ▲ Webページのサイドカラムに配置:訪日ラボサイトより](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/11421/main_f322fa3a771adcfac9c92fde87e188c5.png?auto=format)
![▲ コンテンツ(この場合は記事)の直後に配置:訪日ラボサイトより ▲ コンテンツ(記事)の直後:訪日ラボサイトより](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/11423/main_0b1ea0729da13427c78e993a1b19756f.png?auto=format)
なぜCTAが重要なのか
ここでは、CTAの重要性とCTAの注意点 について解説します。
CTAの重要性
Webサイトの成果を上げるためには、「サイトへ集客すること」や「集客したユーザーがコンバージョンすること」が重要です。
前者の集客することに関しては、広告運用やSEO(検索エンジン最適化)、リファラル(紹介に着手したマーケティング)の強化、SNSでの口コミを増やすことなどさまざまな方法があります。
上記に挙げた中でも、「コンバージョンに直結する」という意味で外すことのできないのは「CTA」であるといえます。
CTAの注意点
CTAで重要なことは、「目立つようにする」ということです。
しかし、Webサイト上にむやみにボタンを設置したり、装飾をただ派手にするだけで効果は上がりません。
ユーザーが不快に感じるような設置をしてしまうと、逆効果になる場合もあります。
さのため、「むやみにCTAの設置をしない」ことや「効果測定をする」ことも大切です。
ユーザーの行動喚起を最大化するために
ここでは、実際に「CTAが使用され実績を挙げた例」と、「フローティングバーバー」について紹介します。
3社共同で「SNS広告効果」を改善
株式会社ガラパゴスは、アナグラム、ホットリンクと共同でクリエイティブ制作を支援し、食材の宅配事業を展開するA社のランディングページについてコンバージョンレート(CVR)が+44%向上したことを報告しています。
ガラパゴスがランディングページ(LP)のデザインを制作し、独自のデータベースを活用してレイアウトを決め、広告効果が出やすいデザインに設計しました。
具体的には、フローティングバナーの追加やCTAの数と配置に関する詳細設計などに注力しました。
その結果、制作したランディングページのコンバージョンレート(CVR)は、既存のランディングページより+44%向上しました。
効果的なフローティングバナー
前述した通り、CTAは「Call To Action」の略であり、行動を喚起させるテキストや画像のことです。
一方、フローティングバナーは、画面スクロールしても常に表示されるバナーのことを指します。
フローティングバナーのメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
フローティングバナーを設置することで、常にユーザーの目に止まる位置にバナーを設置できるので、サイトのユーザビリティ(使用性)やクリック率を高めることができます。
購入・予約・資料請求など目的に合ったバナーを設置することで、ユーザーが目的に対してのアクションを起こしやすくなります。
【デメリット】
フローティングバナーの目的とは異なった目的でサイトを見にきたユーザーにとっては、フローティングバナーが邪魔になる可能性があります。
邪魔だと思う方への対策として、フローティングバナーを非表示にできるようにしたり、スクロール時のみに表示するなどのユーザーに対しての配慮が必要です。
最適なCTAを配置する必要
Webサイトで集客を得るには、しっかりとWebページの全体設計をおこない、最適なCTAを配置する必要があります。
そのための手法として、ユーザーが想起しやすい文言にしたり、ボタンの色やコピーのテストをしたり、複数のCTAを置かないといった手法があります。
ユーザーの行動喚起を最大化するためのCTAは見込み客獲得のために必要不可欠です。
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