1月31日から2月6日までの中国の春節(旧正月)に伴う大型連休の間、海南(ハイナン)の免税店の売上高は前年同期比150%以上増加し、21億元(約378億円)に達したと判明しました。
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爆買い客の波が押し寄せる海南島 観光の大きな特徴に
海南省は独自の観光資源と温暖で快適な気候により、中国内外の観光客に広く人気があり、中国のハワイとも称されています。
経済日報によると、今年の春節、連休期間に受け入れた観光客数は累計541万1,300人に上り、観光収入は75億3,000万元(約1,355億4,000万円)に達しました。
連休中、海南省の免税店はどこも大勢の人々が見受けられ、非常に盛況だったようです。
国内旅客向け離島免税額、10万元(約150万円)
日本貿易振興機構(JETRO)によると、海南島の消費財市場を育てるために、自由貿易港としての政策が進められています。
また、海南島居住者は免税商品の購入が可能となるほか、非居住者(海南島への旅行者)は海南島で年間上限額10万元(約150万円)以内の免税商品の購入が可能となります。
そのため、海南離島の免税店が強い誘致力を発揮し、連休期間の海南観光の大きな特徴になりました。
また、海南の消費市場に活力を与えました。
関連記事:中国春節、期間中の旅行収入は5.2兆円 前年同期からは3.9%減
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<参照>
海南省政府観光局:公式サイト
日本貿易振興機構(JETRO):海南省、国内旅客向け離島免税額10万元に
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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