2日、アメリカのホワイトハウスは新型コロナウイルスに関する新たな対応戦略を発表しました。
ホワイトハウスは「National COVID-19 Preparedness Plan(国家COVID-19対応態勢計画」を公開しました。
ワクチン接種をさらに拡大させること、新型コロナウイルスの予防・治療、新しい変異株に備えること、経済や教育機関のロックダウン回避、などの内容が盛り込まれました。
成人の約3分の2がブースター接種済み
アメリカではワクチンのブースター接種が効果を出しています。
ワクチン接種数は約2億1,500万人に上り、成人の約3分の2がブースター接種を受けていると推定されています。さらにワクチンを接種した人は、ワクチン未接種の人に比べてCOVID-19で死亡する確率が41倍低くなるという試算もあります。
治療薬の提供は約400万に上る
アメリカは治療薬の開発、製造、調達を迅速化を強化しています。現在、約400万の治療薬がアメリカ人に提供されており、3月には100万のファイザー社製抗ウイルス剤が、4月には250万のファイザー社製抗ウイルス剤が提供される予定です。
また、薬局などで検査を受けて陽性が出た場合、直ちに抗ウイルス薬が支給されるプログラムも計画しています。
経済や教育機関のロックダウン回避
オミクロン株については「記録的な数の感染を引き起こし、史上最も感染力の強いウイルスの1つ」と評価した上で、重症化しにくく、またワクチン接種による集団免疫も強いため、重症化例は比較的少なくなっている見方を示しています。そのため、経済や教育機関のロックダウンは行わない方針です。
新しい変異株が現れた場合、100日以内に新しいワクチン開発と生産、承認などを実現させる内容も発表されました。
今後、ホワイトハウスはワクチンや治療剤、家庭用の検査キット、マスクなどをさらに追加し新型コロナウイルスに対応していく方針です。
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<参照>
・ホワイトハウス:国家コロナ対応態勢計画
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