外務省は、令和6年度の海外対日世論調査を実施しました。
調査は、米国、欧州5か国(イタリア、英国、ドイツ、ハンガリー、フランス)、中央アジア4か国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン)、中東7か国(アラブ首長国連邦、イラン、エジプト、サウジアラビア、チュニジア、トルコ、ヨルダン)を対象に実施されました。
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米、78%が「日本と友好関係にある」と回答(一般の部)
米国と日本の関係について「友好関係にある」と回答したのは、一般の部で78%(前年度:75%)、有識者の部で96%(前年度:87%)でした。これは、過去の調査*において、それぞれ2番目に高い数値となります。
また、友好国として日本が「信頼できる」と回答したのは、一般の部で77%(前年度:73%)、有識者の部で97%(前年度:88%)でした。
日本は、「米国の最も重要なパートナー」(有識者の部)で、前年に引き続き、アジアの国・地域の中で1位になりました。
*一般の部は1985年より、有識者の部は1992年より実施
欧州・中央アジア・中東でも「友好的」増加
欧州5か国、中央アジア4か国、中東7か国において、日本と「とても友好的な関係にある」または「どちらかというと友好的な関係にある」と回答した割合は、以下の通りでした。
- 欧州5か国:71%(2022年度:68%)
- 中央アジア4か国:88%(2021年度:78%)
- 中東7か国:78%(2021年度:76%)
また対日信頼度について、「とても信頼できる」または「どちらかというと信頼できる」と回答した割合は、以下の通りでした。
- 欧州5か国:74%(2022年度:69%)
- 中央アジア4か国:86%(2021年度:75%)
- 中東7か国:75%(2021年度:74%)
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調査概要
- 米国:2024年11月〜2025年1月に、無作為に抽出された成人1,000名(一般の部)、政府や大企業、マスメディアなどで指導的立場にある206名(有識者の部)を対象に調査。
- 欧州:2024年10月〜11月に、18歳から69歳までの男女2,500名(各国500名)を対象に調査。
- 中央アジア:2024年10月〜12月に、18歳から69歳までの1,200名(各国300名)を対象に調査。
- 中東:2024年10月〜12月に、18歳から69歳までの4,000名を対象に調査。
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<参照>
イプソス株式会社:イプソス、複数国にまたがる対日世論調査を実施
外務省:
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