英国のインバウンド業界団体であるUKinboundは8日、2022年のインバウンド市場動向について調査結果を発表しました。
3月にUKinboundメンバーを対象に調査したものであり、回答者の61%が4月/5月/6月の予約/訪問者数がコロナ禍以前を下回ると回答しています。一方で、39%の回答者はコロナ禍前と同程度か上回ると回答しており、同期間の収益についても45%の回答者が増加、55%の回答者が減少を予想しています。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)英国インバウンド市場に回復の兆し
英国のインバウンド業界団体であるUKinboundは8日、2022年のインバウンド市場動向についてUKinboundメンバーを対象とした調査結果を発表しました。
回答者の61%が4月/5月/6月の予約がコロナ禍以前を下回ると回答しており、同期間の海外からの予約/訪問者数がコロナ禍前と比較して平均47%減少すると予想しています。
一方で、39%の回答者はコロナ禍前と同程度か上回ると回答しており、同期間の収益についても45%の回答者が増加、55%の回答者が平均49%の減少を予想しています。
7月から12月の期間では、50%の回答者が同期間の海外からの予約/訪問者数がコロナ禍前と比較して平均41%減少すると予想しています。一方で、50%の回答者はコロナ禍前と同程度か上回ると回答しています。
全水際対策撤廃の影響か 6割が「今後に自信あり」
英国は3月18日、新型コロナウイルス最後の水際対策となっていた、渡航者位置特定フォーム(PLF)の記入義務を撤廃しています。
こうした背景を踏まえ、UKinboundCEOのJoss Croft氏は「すべての英国の旅行制限の終了は、国際的な消費者にここで再び旅行を始める自信を与えました。2020年や2021年と比較すると、ビジネスは活況を呈していますが、2019年の繁栄と競合他社に大きく遅れをとっています」と述べています。
UKinboundメンバー間の自信も上昇傾向にあり、63%の回答者が今後12ヶ月間に自信ありと回答しています。2020年時点の自信水準は過去最低の11%でしたが、それ以降は着実な上昇傾向にあります。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年10月後編】観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年10月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










