観光庁は、「歴史的資源を活用した観光まちづくり事業」の公募を開始しました。
この事業では、「歴史的資源を活用した観光まちづくり事業」において、高付加価値化及び経済・社会波及効果拡大に向けたモデル事例創出を目指しています。
観光庁では、「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」を通じて取り組みを実施し、2020年に全国200地域での取組を展開しました。
今回は、地域経営体制の確立やインバウンド等の流通・販路開拓なども目指す方針です。
質問受付期間は令和4年4月22日(金)17:00までで、申請期限は令和4年5月9日(月)11:00です。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)歴史的資源を活用した観光まちづくり事業 公募開始
観光庁は、「歴史的資源を活用した観光まちづくり事業」の公募を開始しました。
この事業は観光庁の調査の一環として行われ、専門家等による伴走支援が行われます。また申請に対し、書面での提出だけではなくヒアリングも実施されます。
以下で公募の詳細について、説明します。
<公募条件>
・申請者 原則として、地方公共団体、民間事業者等が連携する組織や団体、協議会等
・地域の高付加価値化を推進し、地域の経済・社会・環境波及効果拡大に資する取組であるもの
・歴史・文化を後世に継承するとともに、地域住民のシビックプライドの醸成を図り、持続可能なまちづくりの創出へ寄与するもの
・主要なステークホルダーの参画を通し、金融・人的資本の機能強化を図るもの。
- 実施内容
・事業計画書の作成
・事業の進捗状況等の報告
・事業実施報告書の作成等 - 応募申請書の記載に当たってのポイント
・観光庁の「歴史的資源を活用した観光まちづくりの考え方」に準拠しているか
上記の公募条件を満たしているほか、以下のような関係性で動くことが想定されています。 ・伴走支援に基づいた事業展開
▲「歴史的資源を活用した観光まちづくりのモデル地域イメージ」:観光庁より
地域の価値を世界的な価値まで高めるブランディング、国内外の高付加価値旅行者誘客へ向けた販路開拓・プロモーション・商品造成などが想定されています。
・新型コロナウイルス禍などを想定した事業計画の策定
・関係各所との事前調整 - 審査項目
・事業内容の有効性
・取組の的確性
・事業遂行の確実性
・提案内容の採算性
これらを満たしていると加点につながります。
また、観光庁の他の施策と関連性があると加点につながります。 - 留意項目
・継続的な取組体制の構築
・ターゲットの明確化
・専門家の助言に基づいた計画策定
・高付加価値な観光コンテンツ等の販売
・デジタルを活用した地域経営の高度化・体験価値の向上 - 期間、方式
質問受付期間 令和4年4月22日(金)17:00
申請期限 令和4年5月9日(月)11:00
いずれも電子メールのみでの申請です。
観光庁の他の取組については、以下の記事でも紹介しています。
関連記事:「城泊・寺泊」800万円まで補助金 インバウンド対応の一環として、観光庁(昨年度分)
申請様式、詳しい条件については観光庁の公式サイトよりアクセスできます。
観光庁:歴史的資源を活用した観光まちづくり事業(高付加価値化及び経済・社会波及効果拡大に向けたモデル創出)における事業実施者の募集
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介

外国人観光客の爆発的増加に伴い、スタッフの人手不足に直面する宿泊・観光業界。
さらには多言語対応やあらゆるサポートも求められ、キャパシティが限界状態にある事業者も少なくはないでしょう。
そこで訪日ラボでは、「人手不足を補いながらインバウンド対応を強化する」実践策を紹介するセミナーを開催します。
DXによる業務効率化や自動化、多言語対応の仕組みづくり、24時間・22言語対応の医療通訳付きオンライン診療、そして多言語での口コミ・MEO対策の無理のない運用方法まで、“少ない人員でも安心して外国人観光客を受け入れられる仕組み” を解説します。
<セミナーのポイント>
- 人手不足の現場でも実践できる、インバウンド対応・業務効率化のヒントがわかる!
- 多言語対応や医療連携など、“安心・安全な受け入れ体制”を整える具体策が学べる!
-
集客から滞在サポートまで、インバウンド受け入れを総合的に学べる!
→【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介
【インバウンド情報まとめ 2025年11月前編】中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか:インバウンド情報まとめ【2025年11月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










