金富謙(キム・ブギョム)国務総理は15日会議を開き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、2020年3月から取ってきた行動制限を解除するという方針を発表しました。
感染状況が落ち着き、医療提供体制が安定化していることから同措置が決定されました。
「訪日ラボ」の最新インバウンドノウハウが配信されるメルマガに登録する
飲食店の制限解除 25日からは娯楽施設での飲食も可能に
18日から、飲食店の利用時間を午前0時まで、人数を最大10人までとしてきた制限が解除されます。また、最大299人までに制限してきた集会や、収容定員の70%まで認めていた宗教施設の人数制限も解除されます。さらに25日からは映画館や劇場、屋内スポーツ施設など娯楽施設内での飲食も認められます。一方、街中でのマスクの着用義務は継続する方針です。マスク着用について金国務総理は「室内での着用は当分の間、維持するが、屋外での着用は2週間後に状況を見て決める。」とコメントしています。
韓国政府は、新型コロナウイルスに対し、感染症が一定の地域や季節に繰り返し発生するという意味の「エンデミック」という言葉を使うことで、韓国がエンデミックへと転換する世界初の国家になれるという期待も示しています。新型コロナウイルスは現在、危険性が極めて高い感染症「1類感染症」から「2類感染症」(SARSやMERSなど)に位置付けられています。
また、金国務総理は感染者の対応について「自主隔離が義務ではなく、勧告になる」とコメントしています。
PCR検査なしの入国や国際線運航の増便も
韓国に長期滞在する外国人が11日からPCR検査の陰性証明書を提出しなくても再入国できるようになりました。
対象となるのは、韓国で感染が確認された長期滞在外国人です。外国人登録証もしくは永住証明書、国内居住申告証とともに、陰性が確認できる書類を提出すれば認められます。
また、国土交通部は今年末までに国際線の運航便数を、新型コロナ前の2019年の50%水準まで回復させる方針を明らかにしました。5月から仁川空港の国際線を増便し、地方空港の運行を再開する方針です。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
・KOREA.net:新型コロナ 行動制限解除 18日から、長期滞在外国人 陰性証明書提出せず、入国可能
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。
インバウンド対策を何から始めたら良いか悩んでいる方や、インバウンドの最新動向を知りたい方向けに
- 最新の訪日観光の状況や今後の予想
- 国・地域別のデジタルマーケティング
- 外国人向け情報発信の際に意識すべきこと
などがわかる資料を公開しています。
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!
【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる