2021年の訪日外国人旅行消費額は1,208億円 /「客単価」は上昇 長期滞在化により

観光庁は、2021年年間および10~12月期の訪日外国人消費動向調査の試算値を公表しました。

2021年(暦年)の訪日外国人旅行消費額は1,208億円となりました。

日本政府観光局JNTO)が公表した2021年の訪日外客数が24万人5,900人であったため、1人当たり旅行支出は約49万1,000円だと考えられます。

また、同年10~12月期の訪日外国人旅行消費額は284億円であり、1人当たり旅行支出は51万8千円と概算されました。

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2021年の訪日外国人旅行消費額発表

訪日外国人消費動向調査は、通常四半期ごとに都道府県別で調査が実施されています。

新型コロナウイルス禍の影響で訪日外国人数が大幅に減少したことから、2021年1月~9月は調査が実施されませんでした。

10~12月期は、東京国際空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港の5空港でのみ調査が実施され、ここから2021年年間の訪日外国人旅行消費額が概算されています。

2021年の訪日外国人旅行消費額は1,208億円で、1人あたり旅行支出は約49万1,000円となりました。

訪日外国人旅行消費額の推移:観光庁より訪日ラボ作成
▲訪日外国人旅行消費額の推移:観光庁より訪日ラボ作成

なお、今回の調査では、国籍別、使途別などの詳細についてはほぼ発表されませんでした。

続いて、同年10~12月期の調査が発表されました。訪日外国人旅行消費額は284億円で、1人当たり旅行支出は51万8,000円でした。

1人当たり旅行支出が高単価であることについて、観光庁は調査対象の大半がビジネス目的、VFR目的、留学目的であり長期滞在者が多かったため増加した可能性を示しています。

旅行前支出に関して、10~12月期では往復航空(船舶)運賃のみの購入率が最も高く、97.5%を占めていました。

次いで個人旅行向けパッケージ商品の購入率が1.6%、団体パッケージツアーが0.9%となりました。

訪日外国人旅行消費額の一刻も早い回復と調査の再開が望まれます。

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<参考>
観光庁訪日外国人消費動向調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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