岸田首相は本日26日の夜、都内で開催された国際会議にて、外国人観光客の受け入れを来月の10日から再開する方針を表明したと、FNNが報道しました。
陽性率が低い国からは「入国時検査を行わない」
FNNの報道によると、岸田首相は本日都内で開催された国際交流会議「アジアの未来」晩餐会のあいさつの中で、6月1日から、1日の入国者総数を2万人に引き上げると表明したということです。
加えて現在実施している実証事業とガイドライン策定を受けて、「来月10日から、添乗員付きのパッケージツアーでの観光客受け入れを再開する」と表明しました。
さらに新型コロナウイルスの陽性率が低い国については「入国時検査を行わずに入国を認めることにする」と述べたということです。
そして北海道の新千歳空港と沖縄県の那覇空港について、6月中に国際線の受け入れを再開できるよう準備を進めるとしました。
訪日外国人観光客受け入れの実証実験、5月24日から進行中
インバウンド再開への実証実験として、政府はすでに5月24日からアメリカなど4カ国からの少人数のツアー旅行を受け入れています。
この実証実験で得られたデータに基づいて、感染予防のガイドラインが策定されるということです。
岸田首相は加えて本日の国際会議にて、「今後も感染状況を見ながら、段階的に、平時同様の受け入れを目指していく」と述べています。
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