今年海外でヒットした日本商品ランキング フィギュア、トレカおさえ1位は?

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BEENOS株式会社は11月14日、「BEENOS 越境EC ヒットランキング 2022」を発表しました。

2022年の消費動向を振り返り「日本発、海外でヒットした商品」を紹介するランキングで、円安を追い風に高価格帯のジャンルが上位を占めました。


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BEENOS、「越境EC ヒットランキング 2022」発表

BEENOS株式会社は11月14日、「BEENOS 越境EC ヒットランキング 2022」を発表しました。

越境EC支援実績3,000件以上を擁する同社グループの購買データをもとに、2022年の消費動向を分析したもので、「日本発、海外でヒットした商品」をランキングで紹介しています。

1位はブランド腕時計、高価格帯が人気

2022年の「商品ジャンル別ランキング」は、1位が「ブランド腕時計」となり、2位に「トレーディングカード」、3位に「アニメのフィギュア」がランクインしました。

伸長ランキングでは1位が「カメラのレンズ」となり、2位に「オートバイのセキュリティグッズ」、3位が「ブランド腕時計」となり、高価格帯のジャンルが上位を占めました。

ゴルフグッズやフィッシングリール、陶芸といった趣味性が高い商品がランクインしていることも特徴的です。

▲BEENOS越境ECヒットランキング:BEENOS
▲BEENOS越境ECヒットランキング:BEENOS

円安による割安感で「フィルムカメラ」「ゴルフグッズ」なども伸長

特に高価格帯商品である「ブランド腕時計」「フィルムカメラ」「ゴルフグッズ」が流通を伸ばしました。

これらの商品は海外市場でもともと人気のジャンルですが、円安に伴う高額商品の割安感が強調されたことで、さらに消費が拡大しました。

▲売れ筋商品の購入金額の伸長:BEENOS
▲売れ筋商品の購入金額の伸長:BEENOS

円安の影響で購入金額が50%増加

為替が円安に振れたタイミングで、購入金額が50.94%増加したほか、購入UUと顧客単価もともに伸長しました。

越境ECの流通に対する為替の影響がうかがえる結果となっています。

▲円安による流通の変化:BEENOS
▲円安による流通の変化:BEENOS

水際対策緩和でさらなる越境EC伸長に期待

コロナ禍で世界的にDXが進み、32年ぶりの歴史的な円安が追い風となって越境ECは伸長しています。

BEENOSの海外向け購入サポートサービス「Buyee」の2022年第4四半期の流通総額は、前年同期比31.3%増と過去最高を継続更新しました。

また同グループが提供する越境ECサポートサービス「Buyee Connect」でも、2022年7月~9月の受注件数が同年1月~3月の期間と比較して約8倍に拡大しています。

さらに10月11日に水際対策が大幅に緩和され、入国者数上限が撤廃されたほか、個人旅行客の受け入れも再開しました。

今後回復が期待されるインバウンド客のリピート買い需要を満たす販路としても、越境ECへの注目は高まっています。

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<参照>

PR TIMES:BEENOSが「越境ECヒットランキング2022」を発表

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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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