データ分析などを手掛ける米スタートアップ「The Swiftest」は12月1日、50か国の7つの安全リスク要因を計算して調査した「旅行安全指数」を発表しました。
「最も危険な旅行先」は南アフリカとなり、日本は「最も安全な旅行先」で15位にランクインしました。
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米The Swiftest「旅行安全指数」を発表
米スタートアップ「The Swiftest」は12月1日、旅行者が多く訪れる50か国を対象として調査した「旅行安全指数」を発表しました。
「殺人率」、「道路交通死亡率」、「中毒死亡率」、「不衛生な状態の死亡率」、「伝染病により失われた寿命」、「ケガにより失われた寿命」、「自然災害リスク」の7つのリスク要因を基に計算し、ランキングを作成したものです。
「最も危険な旅行先」トップは南アフリカ
最も危険な旅行先のランキングは、以下の順位となりました。
- 南アフリカ
- インド
- ドミニカ共和国
- メキシコ
- ブラジル
- カンボジア
- フィリピン
- サウジアラビア
- ベトナム
- インドネシア
- 中国
- タイ
- ルーマニア
- イラン
- モロッコ
- ウズベキスタン
- キルギス
- マレーシア
- アルゼンチン
- 米国
トップとなった南アフリカは、美しい自然で多くの観光客を魅了していますが、50か国中で最も殺人率が高くなっています。
伝染病によって失われた寿命も最も多く、さらに道路交通死亡率でも全体の6位となっています。
同国の治安の悪さの背景には、貧困と所得格差のほか、ギャングによる暴力や組織犯罪、司法制度の脆弱さなどが挙げられます。
2位のインドは、殺人率と中毒死亡率は比較的低いものの、衛生状態の悪さによる死亡で全体のトップとなりました。
「安全な国ランキング」首位はシンガポール、日本は15位
安全な国のランキングは、以下の順位となりました。
- シンガポール
- デンマーク
- オランダ
- スイス
- イスラエル
- スウェーデン
- オーストリア
- アイルランド
- イタリア
- ドイツ
- 英国
- スペイン
- ポルトガル
- ギリシャ
- 日本
- フランス
- チェコ共和国
- ベルギー
- オーストラリア
- クロアチア
1位のシンガポールは殺人率、交通事故死亡率、自然災害のリスクが非常に低く、安全性の面で優れた旅行先となっています。
2位のデンマークは、市民を貧困から守る強力な社会的セーフティネットを背景に、犯罪率の低さが高く評価されました。
なお日本は15位にランクインしています。
<参照>
The Swiftest:The 50 Most (& Least) Deadly Travel Destinations
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