三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社は2月9日、全国の小売店を訪れる訪日外国人観光客の購買意欲を測定する指数「インバウンド購買意欲指数」の2022年第4四半期(10月~12月)の結果を発表しました。
海外からの個人旅行再開に伴い、購入意欲は増大していることが分かりました。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング、2022年第4四半期の「インバウンド購買意欲指数」発表
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社は2月9日、株式会社インジェスターとまとめた「インバウンド購買意欲指数」の2022年第4四半期(10月~12月)の結果を発表しました。
この指数は、全国の小売店を訪れる訪日外国人観光客の購買意欲を測定するもので、調査は毎月2回(月中・月末時点)に実施されています。
訪日外国人観光客の購買意欲は上向き傾向
インバウンド購買意欲指数は、50より大きいほど「購買意欲が強い」、小さいほど「購買意欲が弱い」と判断されます。
訪日外国人観光客による購買意欲の水準に対する現状を判断する現状水準DI(参考値)は70で、前四半期(参考値)差でプラス4ポイントとやや上昇しました。
また前月と比較した訪日外国人観光客による購買意欲の方向性に対する現状判断(方向性)とその理由を示す現状判断DI(参考値)は71で、前四半期(参考値)差でプラス2ポイントと横ばいでした。
さらに、訪日外国人観光客による購買意欲の先行きに対する先行き判断(方向性)とその理由を示す先行き判断DI(参考値)は76で、前四半期(参考値)差でプラス4ポイントとやや上昇しました。
これらの上昇気流の背景には、昨年10月に再開された「海外からの個人旅行」があるとのことです。
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<参照>
三菱UFJリサーチ&コンサルティング:インバウンド購買意欲指数(2022年第4四半期)の結果について~海外からの個人旅行受入再開に伴い、購買意欲は増大~
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