日本政府観光局(JNTO)は4月、「2023年度の主な取組」を発表しました。
持続可能な観光・消費額拡大・地方誘客を柱とし、インバウンドの本格的な回復を目指します。
また、「重点市場」として北欧地域を新たに追加し、一般消費者向けの情報発信や、現地旅行業界とのネットワーキングを強化するとしています。
JNTO「2023年度の主な取組」発表
JNTOは4月26日、「2023年度の主な取組」を発表しました。
持続可能な観光・消費額拡大・地方誘客の3つを掲げ、戦略的な訪日マーケティング、国内関係者との連携強化、国際会議・インセンティブ旅行の誘致を行います。

インバウンドの本格的な回復に向けては、観光庁「観光再始動事業」との連携を行うほか、「重点市場」として北欧地域を新たに追加するなど、視野を広げた取り組みを実施します。


航空路線回復、高付加価値旅行を促進
インバウンドの回復に欠かせないのが、航空路線の回復。航空会社との連携も強化するようです。

インバウンド業界の課題として、未だ訪日客数がコロナ前水準まで回復していない他、多数の観光客が押し寄せる状態が「オーバーツーリズム」として問題視されることもあります。
そこで1人当たり消費額を上げることで全体の消費額を増やすべく、「高付加価値旅行」の促進も始まっています。

世界的イベントに向けた取り組みも:アドベンチャートラベルワールドサミット / 大阪・関西万博
2023年9月、「アドベンチャートラベル・ワールドサミット」が北海道で開催されます。また、2025年には大阪・関西万博も控えています。
世界的なイベントに向け、情報発信などの取り組みが強化されます。


コロナウイルス対策の水際対策が終了し、訪日外国人観光客の増加が見込まれる中、日本がこれからどのような戦略を進めていくのか、重要な時期に差し掛かっています。
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<参照>
JNTO:持続的な観光・消費額拡大・地方誘客の実現に向けた訪日プロモーションを展開
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