東南アジアや台湾で訪日インバウンド集客などを手がけるBiz Asiaは4月24日、タイ人の海外旅行・日本旅行の実態調査についてのアンケート結果を発表しました。
「コロナ後に最も旅行で訪問したい国は?」との質問に対し、1位が日本(37%)、2位が韓国(17%)、3位がスイス(6%)という結果になりました。
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Biz Asia、「アフターコロナにおけるタイ人の海外旅行」実態調査を実施
Biz Asiaは2023年3月10日~20日に、インターネットによるアンケート調査で「アフターコロナにおけるタイ人の海外旅行」に関する実態調査を実施しました。
20歳以上のタイ人のビジネスパーソンの男女を対象に、3,020名から有効回答を得ました。
コロナ後に最も旅行したい国、トップは日本
「コロナ後に最も旅行で訪問したい国は?」との質問に対し、1位が日本(37%)、2位が韓国(17%)、3位がスイス(6%)、4位がアメリカ(5%)、5位はイギリスとベトナムが同率(3%)という結果になりました。
日本の豊かな文化や美しい自然、美味しい食べ物、タイと日本の友好関係などから、日本はタイにとって非常に魅力的な旅行先となっています。
冬季や春の訪日が人気も、日本への旅行計画「なし」が半数以上
訪日観光をしたい時期としては、特に冬季(1月・2月・12月)や春の訪日(4月)に人気があることも分かりました。冬季は「雪が見たい」「寒い気候を味わいたい」、4月は「桜が見たい」「長期休暇(タイの正月)がある」といった理由が目立ちました。
訪日観光で興味があるものとしては、「景色を見る」「日本食」「自然の体験」などの声が多く上がっています。
いっぽうで今後の日本への旅行の計画については55%が「計画なし」との結果でした。ただし2年以内に日本旅行を計画している人が45%にのぼるなど、タイ人にとって日本は今後も変わらず人気の旅行先であることがうかがえます。
タイ人が海外旅行について調べる際のウェブ情報源としては、YouTube、Facebook、Instagram、TikTokなど、SNSが主要な媒体となっていることも分かりました。
特にYouTubeの利用者の割合が多いほか、PANTIP(タイ最大の口コミ掲示版)や個人ブログもランクインしていることから、タイ人は個人発信によるリアルな体験や評価を重視していることがうかがえます。
タイ人に訴求する際は、SNSや口コミサイトなど個人の発信力を最大限活用する必要があるでしょう。
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<参照>
PR TIMES:3,000人にアンケート!【タイ人が今最も旅行で行きたい国は?】東南アジアで訪日インバウンド集客を専門としているBiz Asiaがタイ人の海外旅行・日本旅行の実態調査を実施
【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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