ホテル事業者の70.9%が「インバウンドの戻りを実感」

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宿泊施設向けのツールを提供するメトロエンジン株式会社が実施した調査によると、宿泊事業者の70.9%がインバウンドの戻りを実感していることが分かりました。

訪日外国人向けのプランを用意したり価格を設定したりなど、より集客強化を図る施設も増えています。

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7割のホテル事業者がインバウンド需要の回復を実感

「インバウンドのお客様は増えていると感じますか?」
▲「インバウンドのお客様は増えていると感じますか?」:メトロエンジンプレスリリースより

インバウンドのお客様は増えていると感じますか?」という質問に対し、70.9%のホテル事業者が「はい」と回答しています。

「今は感じていないが、今後は増えると思う」と回答したホテル事業者も12.7%にのぼるなど、今後はさらにインバウンドの戻りが期待できる結果となりました。

新型コロナウイルスに関する水際対策の緩和や、円安傾向も日本のインバウンド増加を後押ししたと見られます。

またインバウンド増加を実感する事業者のうち、外国人観光客の割合が3割を超えたと回答した事業者は41.2%もいました。なかには予約者の半数以上を外国人観光客が占める宿泊施設も10%程度あるなど、多くの施設でインバウンドの戻りを実感していることが伺えます。

東アジアや東南アジアの訪日客が多い傾向に

どの地域からのインバウンド観光客が多いと感じますか?
▲「どの地域からのインバウンド観光客が多いと感じますか?」:メトロエンジンプレスリリースより

予約者の地域を質問したところ、比較的日本と距離の近いアジア圏からの予約が増加していることが分かりました。

なかでも東アジアが40.0%ともっとも多く、続いて東南アジアが20.0%、その他のアジア地域が13.3%と、アジア圏だけで全体の7割以上を占める結果になりました。

また、事業者の約半数はインバウンド獲得の具体的な取り組みを実施していると回答。具体的には「外国人観光客向け予約サイト」や「翻訳機」の活用がそれぞれ34.1%と多く、インバウンド向けキャンペーンやプランを用意するなどのインバウンド施策を実施している事業者も31.7%を占めました。

さらに4割以上のホテル事業者が、インバウンド向け価格を設定しており、訪日客増による単純な増収にとどまらず、今後の需要も加味した価格でさらなる売上向上を意識していることがわかりました。

調査概要

調査概要:ウィズコロナのホテル運営とDX活用に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年3月1日〜2023年3月28日
有効回答:20〜60代の宿泊事業従事者55名

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<参照>
PR TIMES:【調査レポート】―ホテル事業者に聞きました― 70.9%がインバウンドの戻りを実感中、メトロエンジン調査が明かすインバウンド施策と実態

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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