観光庁は8月24日、令和6年度予算の概算要求を公表しました。概算要求の総額は約670億円で、前年度比で2倍以上に増加したことになります。
なかでも「持続可能な観光地域づくり」の項目については、前年度比4.4倍の約163億円となりました。
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令和6年度予算の概算要求、前年度比2倍超
観光庁は8月24日に令和6年度予算の概算要求を公表し、総額は前年度予算の2倍以上となる約670億円にのぼりました。
内訳としては、一般会計が前年度比2.2倍の約241億円、復興枠が前年度比21%増の約9.4億円、そして「国際観光旅客税を活用したより高次元な観光施策の展開」については、前年度比2.1倍となる420億円となりました。
最も増加率が高かったのは一般会計に含まれる「持続可能な観光地域づくり」で、前年度比4.4倍となる約163億円でした。
「持続可能な観光地域づくり」では、新しく追加された「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」の項目が120億円となっており、「持続可能な観光地域づくり」全体の7割ほどを占めています。
この「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」の予算は、宿泊施設の高付加価値化や観光施設の改修、廃屋撤去、DX化などの補助にあてられるということです。
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