「世界ガストロノミーツーリズムフォーラム」がスペインのサン・セバスティアン(ドノスティア)で開催されます。日程は2023年10月5日から7日です。
なお、ガストロノミーツーリズムとは、その土地の気候風土が生んだ食材や習慣、伝統、歴史などによって生まれた食や食文化に触れることを目的とした旅行のことを指します。
世界ガストロノミーツーリズムフォーラム、10月5日から開催
UNWTO(国連世界観光機関)では、ガストロノミーツーリズムの普及のために2015年以降、毎年「世界ガストロノミーツーリズムフォーラム」を開催しています。
2023年の今年は10月5日から7日にかけてスペインのサン・セバスティアン(ドノスティア)で開催され、世界の美食と観光の主要人物が多数招待されます。
食料農業機関(FAO)の事務局長であるク・ドンユ、イタリアのスローフードの事務局長であるパオロ・ディ・クローチェなどが登壇予定です。
さらにブラジル、クロアチア、エクアドル、フランス、ガーナ、イタリア、韓国、ルワンダ、スペイン、スイスからの講演者も参加することから、業界の最新情報や洞察が共有されるでしょう。
世界ガストロノミーツーリズムフォーラムは、「地中海ダイエット」がユネスコ無形文化遺産リストに登録されてから10 周年を記念するものでもあります。料理文化の保護と伝承の重要性に焦点を当て、世界中からの料理専門家が集結し、伝統の尊重と持続可能性について議論します。
前回のフォーラムで発表された「観光における食品廃棄物削減に関するグローバルロードマップ」に基づいて、今年の議論は食品廃棄物の削減、循環経済の促進、気候変動への対応などがトピックになる予定です。
二酸化炭素排出量の削減、地元農産物の推進、循環経済モデルへの移行など、ガストロノミーツーリズムが持続可能な未来に向けて前進する方法が探求されるでしょう。
地元の料理を体験できる機会も
世界ガストロノミーツーリズムフォーラムの参加者は、地元の料理を味わう機会を得ることができます。
フォーラム期間中に提供される5つの異なるエクスカーションから選ぶことができ、それぞれ異なる地域のガストロノミーに触れることができます。
エクスカーションのオプションには、「リオハ・アラベサ、ワインツーリズムの卓越性」「バスクカントリーとイディアサバルの地方の風味」「ウロラ・コスタ:漁村、風景、夢の味」「山の海、ゴルベイアルデアとアラティア渓谷」「ビスカヤ - ウルダイバイ海岸」が含まれ、地域の独自の食文化を探求する絶好の機会です。
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<参照>
UNWTO:UNWTO WORLD FORUM ON GASTRONOMY TOURISM RETURNS TO DONOSTIA – SAN SEBASTIÁN
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