現在インバウンドが急回復している日本ですが、世界の旅行者から、日本はどのような国だと認識されているのでしょうか。
旅行者が気にする要素は様々ありますが、その一つが旅行先の「安全性」です。そこで今回は、「世界で最も安全な旅行先」のランキングをご紹介します。
アメリカの旅行保険会社バークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクション(BHTP)が毎年発表しているランキングの2024年版を見てみると、日本は昨年ランク外だったところから、12位にランクインしました。
他にどんな国々が選出されたのか、見ていきましょう。
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「世界で最も安全な旅行先」1位はカナダ
BHTPが2023年9月に発表した調査結果では、ランキングのTOP15は以下のようになっています。
- カナダ
- スイス
- ノルウェー
- アイルランド
- オランダ
- イギリス
- ポルトガル
- デンマーク
- アイスランド
- オーストラリア
- ニュージーランド
- 日本
- フランス
- スペイン
- ブラジル
なお、昨年のTOP15の結果は以下で、この中に日本は入っていません。
- オランダ
- デンマーク
- アイスランド
- オーストラリア
- ノルウェー
- カナダ
- ドイツ
- スウェーデン
- スイス
- ニュージーランド
- スペイン
- アイルランド
- アラブ首長国連邦
- イギリス
- ベルギー
調査手法は、過去5年間に旅行した国について安全性を評価してもらうアンケートを実施し、さらに世界平和指数や国務省独自の旅行安全評価等、他の指標や情報で補強するなどしてスコアを計算しているとのことです。
日本のどこが評価されたのか、詳しい内容は明らかになっていませんが、項目別のランキングでは「暴力犯罪からの安全」で7位、「女性/LGBTQ/有色人種の安全」で8位と比較的高い順位にランクインしています。一方で「テロからの安全」「交通の安全」「健康対策」ではランクインしていません。
日本に対しては暴力犯罪が(他の旅行先と比較して)少ない、女性・LGBTQ・有色人種の安全が比較的担保されている、といったイメージを持たれていることがうかがえます。
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