コロナ禍が収束し、日本各地にインバウンドの賑わいが戻った2023年。
訪日ラボでは今年、各都道府県の観光名所に寄せられた最新の口コミデータを元に『インバウンド人気観光地ランキング』をお届けしてきました。
そして今回は、この調査をさらに発展させた、全国9エリアの『インバウンド人気観光地ランキング【エリア版】』を発表します。
果たして、2023年末の「今」外国人に人気の観光スポットはどこなのでしょうか?
今回の[関西編]のランキングでは、以下の内容が明らかになりました。
- 関西エリア インバウンド人気観光地ランキングTOP30
- ”英語””韓国語”ほか 言語別人気観光スポットTOP10
- 日本語 vs 外国語 口コミ★評価比較
※本記事はレポートのダイジェスト版となります。『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
関連記事:外国人に人気の観光スポット!2位は「清水寺」、1位は?【全国版】
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関西のインバウンド観光地ランキング、1位は清水寺!
訪日ラボ・口コミコムが独自に調査した『インバウンド人気観光地ランキング』関西編。
TOP10は、以下の通りとなりました。
![▲人気観光地ランキング TOP10[関西編] 人気観光地ランキング TOP10[関西編]](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/14539/main_External_kutikomi_WeeklyReport_202312_inboundranking-kansai__2_.png?auto=format)
<人気観光地ランキング TOP10>
1位:清水寺
2位:サムライ忍者体験ミュージアム
3位:伏見稲荷大社
4位:道頓堀
5位:奈良公園
6位:錦市場
7位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
8位:大阪城
9位:金閣寺
10位:嵐山 竹林の小径
数ある観光地のなか、関西エリアで今インバウンドに最も人気がある観光スポットは「清水寺」でした。
同スポットには2週間で200件近くの口コミが寄せられており、多くの外国人観光客が訪れている様子がうかがえます。
★評価も4.8の高評価を獲得しており「言うまでもなく最高の場所」「京都で最も美しい寺院の一つ」などの声が寄せられていました。
また、調査時期が11月下旬だったことから、紅葉に関する口コミが多数見られました。
TOP10にはほかにも、京都府のスポットが半数以上を占めました。
人気ランキング11位〜30位のスポットは、レポートにてご確認ください。
都道府県 × 言語 口コミ構成比
ランキング発表にあたり、関西エリアの各都道府県の外国語口コミの特徴についても分析しました。
![▲都道府県 × 言語 口コミ構成比[関西編] 都道府県 × 言語 口コミ構成比[関西編]](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/14536/main_External_kutikomi_WeeklyReport_202312_inboundranking-kansai__5_blur.png?auto=format)
さらにレポートでは、外国語口コミの言語比率まで算出。”英語口コミが多い県””韓国語口コミが多い県”など、都道府県により特徴が分かれる結果となりました。
【言語別】関西の観光地、英語での口コミ人気No.1は?
レポートでは、英語・中国語(繁体 / 簡体)・韓国語など、5つの外国語別の人気ランキングも発表しています。
このランキングから、各言語圏によって人気スポットに特徴があることが分かりました。

英語版のTOP10は、以下のようになりました。
1位:(レポートにてご確認ください)
2位:(レポートにてご確認ください)
3位:(レポートにてご確認ください)
4位:京都錦市場
5位:大阪城
6位:奈良公園
7位:竹林の道
8位:道頓堀
9位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
10位:金閣寺
英語での口コミで「今」最も人気のある観光スポットは「◯◯◯◯◯◯◯」でした。★評価の高さから、顧客満足度の高さがうかがえます。
TOP10の施設ジャンルは公園や城など多岐に渡りました。
中国語・韓国語ほか、他の言語でのランキングは、レポートダウンロードにてご確認ください。
【日本語 vs 外国語】関西の観光地における外国人口コミ評価比較
さらに本レポートでは、人気観光地TOP10の口コミ評価を言語別に算出。日本語と外国語との評価の違いを比べてみると、ある特徴が見えてきました。

上位3スポットにおいて、日本語での口コミと比べて外国語での口コミの★評価は同程度~やや高い傾向となりました。
関西エリアのインバウンド人気観光地上位の店舗において、外国語での口コミを集めることは日本語での口コミ獲得と同様に高評価が得られる可能性があります。
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その他にも、レポートでは“インバウンド“に活かせる口コミ対策とは?“をテーマに、2023年のインバウンド対策に役立つ情報をまとめています。
インバウンド対策や口コミマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!
<調査概要>
- 対象都道府県:大阪府・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県・兵庫県
- 調査対象:訪日ラボが独自に選出した関西エリア内観光名所600箇所( 口コミ総数:9,605件 / うち 外国語口コミ数:3,625件 )
- 口コミ調査期間:2023年11月18日 ~ 2023年12月3日
- 調査リソース:Google マップ から公開されている口コミを抽出し独自に分析 ※★評価のみ(口コミなし)や絵文字のみの口コミは分析の対象外
- 調査方法:「口コミサイトを “もっと” 売上に変える」口コミコム (インバウンドオプション)を利用して、調査リソース上のデータを独自に分析・解析
レポートをくわしく見る(無料)
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
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