旅行予約サービス「楽天トラベル」は、公式サイトで2024年のゴールデンウィーク期間(対象:4月27日〜5月5日宿泊分)の人気上昇都道府県ランキングを発表しました。
楽天トラベルで2024年ゴールデンウィーク期間中の旅行を予約した人について、前年同期比の伸び率で調査したものです。
定番の観光地以外に、どういった県に注目が集まっているのでしょうか。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
1位は北陸新幹線延伸で話題のあの県!
楽天トラベルが発表した、ゴールデンウィークの人気上昇都道府県ランキングについて紹介します。
第1位:福井県
福井県は、2024年3月の北陸新幹線の延伸により、アクセスが格段に向上しました。中でも。延伸の終着駅である敦賀駅周辺や、福井駅周辺の予約が好調で、前年比で約1.9倍となりました。
2023年7月にリニューアルした「福井県恐竜博物館」や「芝政ワールド」が定番の人気スポット。国の重要文化財の「大本山 永平寺」や断崖絶壁の「東尋坊」も注目です。

第2位:長崎県
長崎県は、ハウステンボス周辺の予約数が前年比の約1.3倍に。長崎を代表するテーマパークのハウステンボスでは、ゴールデンウィーク期間中には、「花の街ミッフィーセレブレーション」「100万本のバラ祭り」などが開催されます。
「平和公園」や「グラバー園」といった定番スポット」、「雲仙温泉」や「島原温泉」などの温泉地も人気です。世界新三大夜景の一つとして選ばれた、「稲佐山」や2018年に世界遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」も話題の観光スポットです。
第3位:奈良県
奈良県は、インバウンドの予約の伸び率が最も高い結果となっています。宿泊施設の開業が続いています。日本人旅行客の傾向として、男女2名利用が最も多くなっています。
大仏で有名な「東大寺」や「法隆寺」、「春日大社」などの世界遺産が多く、また園内の鹿が有名な「奈良公園」も外せないスポットです。
第4位:茨城県
茨城県では、毎年ゴールデンウィークにネモフィラの見頃を迎える「国営ひたち海浜公園」が定番スポット。他にも、「筑波山」や日本三大名瀑の一つに数えられる「袋田の滝」などもこの時期にピッタリです。
ゴールデンウィークには、「笹間の陶炎祭」や「笹間つつじ公園」のつつじまつり、日本最大級の長さの吊り橋「竜神峡」での鯉のぼりまつりなどのイベントが開催されているということです。
第5位:広島県
広島県には、「厳島神社」と「原爆ドーム」の2つの世界遺産があります。また。2023年にオープンした「下瀬美術館」やサイクリングやドライブが楽しめる「しまなみ海道」も魅力的な場所です。
ゴールデンウィーク期間中には、「せらふじ園」のふじまつりや「世羅高原牧場」のチューリップまつりが開催されているということです。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
楽天トラベル:【2024年】ゴールデンウィークの人気上昇都道府県ランキングを発表!
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!