デジタルノマドに選ばれる都市ランキング:東京は5位、1位は?

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

米国の旅行ニュースサイトTravel Off Pathは、イギリスのデジタルマーケティングエージェンシー REBOOTの分析結果をもとに、「New Study Reveals The Top 5 Cities In The World For Digital Nomads In 2024(新たな研究により、2024年にデジタルノマドが住む世界の都市トップ 5 が明らかに)」と題した記事を発表しました。

長期滞在できる手頃な価格や、インターネット環境、ワークライフバランスなどの要素をもとに、デジタルノマドが好む都市を分析しています。

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

急成長するデジタルノマド市場、好まれる都市の特徴とは?

オンラインでの仕事をベースに世界中を旅しながら働くデジタルノマドの市場は急成長しており、デジタルノマド専用のビザを導入する国も増えています。

関連記事:デジタルノマドとは?観光業や地域経済への影響と、その可能性は

デジタルノマドは、長期滞在できる手頃な生活費や、安全性、仕事だけでなく余暇も楽しめることなど、特定の好みを持っています。

REBOOTではこれらの要素を考慮し、デジタルノマドが好む都市のランキングを作成しています。

トップはバンコク、スペインから2都市ランクイン

REBOOTが分析によるデジタルノマド向け都市ランキングは、以下の通りとなりました。

  1. バンコク(タイ)
  2. ブエノスアイレス(アルゼンチン)
  3. マドリード(スペイン)
  4. バルセロナ(スペイン)
  5. 東京(日本)

バンコクがトップとなり、日本からは東京が5位にランクインしました。

スペインからは、3位のマドリードと4位のバルセロナと2都市がランクインしています。

まずバンコクがトップになった理由として、賑やかな街で観光したり美味しいものを食べたりできる旅先としての魅力が挙げられます。

さらに今回の分析では2番目に速いインターネット速度も誇り、快適に仕事もできるといいます。

外国人を歓迎する文化や手頃な生活費から、もともと東南アジアは駐在員に人気の地域であり、デジタルノマドにとっても例外ではありません。

2位のブエノスアイレスは、アルゼンチン通貨のペソが対米ドルで暴落しており、費用面での魅力が高まっています。

3位のマドリードと4位のバルセロナは、デジタルノマドビザを発給しているスペインで、快適なインターネットや居心地の良いカフェを享受できる都市として人気です。

東京は5位にランクイン、滞在費かさむも治安の良さが人気

日本で唯一5位にランクインした東京は、実は物価が安いとはみなされておらず、費用面では高い評価を得ているわけではないようです。

東京ではホテルの高騰が進み、Airbnbの平均価格は1泊195ドル*(約30,464円)。円安の状況もあるとはいえ、デジタルノマドのお財布には優しくありません。

東京で滞在費を安くおさえる場合にはカプセルホテルへの連泊が考えられますが、長期滞在するデジタルノマドには好まれないと考えられます。

一方で日本の安全性の高さと、魅力ある場所を周遊するためのアクセスの良さが、デジタルノマドを魅了しているようです。

*1ドル=156.23円にて訪日ラボ換算

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

<参照>

Travel Off Path:New Study Reveals The Top 5 Cities In The World For Digital Nomads In 2024

【10/16開催】宿泊施設の自社予約を増やす3つのポイントを解説!〜施設の認知拡大・予約導線づくり・予約率向上〜


株式会社movとtripla株式会社の共催により、「自社公式サイトの予約率向上に向けた最新施策」をテーマにセミナーを開催します。

インバウンド需要回復や国内旅行需要の高まりにより、宿泊施設に訪れるお客様は増えています。しかし、依然としてOTA経由の予約比率が高く、自社公式サイトの予約率が上がらない課題を感じている施設も少なくありません。

本セミナーでは、宿泊施設の認知向上と自社予約につなげるために必要な Googleビジネスプロフィール(GBP)・Googleマップの活用や口コミの重要性についてmovから解説。
そしてtripla社からは、公式サイト予約システムの最適化とGoogleマップとの連携によって、OTAと併用しながらも、自社予約を着実に伸ばしていくための実践的な施策をご紹介します。

<セミナーのポイント>

  • Googleマップが施設の認知拡大・集客につながる具体的な事例を学べる!
  • 自社予約システムとGoogleマップの連携による予約導線の作り方がわかる!
  • 公式サイトで予約を確実に獲得するUI/UXがわかる!

詳しくはこちらをご覧ください。

【10/16開催】宿泊施設の自社予約を増やす3つのポイントを解説!〜施設の認知拡大・予約導線づくり・予約率向上〜

訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。

アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。

参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。

視聴はこちら(無料)

【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに