オックスフォード・エコノミクスが、「世界の都市ランキング2024」を発表しました。
世界の1,000都市を対象に、経済や人的資本など5分野の指標に基づいてランク付けしたもので、欧米の都市が上位に多数ランクインしています。
関連記事:デジタルノマドに選ばれる都市ランキング:東京は5位、1位は?
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
オックスフォード・エコノミクス、「世界の都市ランキング2024」発表
英国の調査会社であるオックスフォード・エコノミクスは、自社のWebサイト上で「世界の都市ランキング2024」を発表しました。
世界経済・人的資本・生活の質・環境・ガバナンスの5つの分野にわたる合計27の指標をもとに、国際都市指標(グローバル・シティ・インデックス)を算出して比較しています。
総合トップはニューヨーク、欧米都市が上位に
ランキングの総合トップ10は以下の通りとなっています。
- ニューヨーク(アメリカ)
- ロンドン(イギリス)
- サンノゼ(アメリカ)
- 東京(日本)
- パリ(フランス)
- シアトル(アメリカ)
- ロサンゼルス(アメリカ)
- サンフランシスコ(アメリカ)
- メルボルン(オーストラリア)
- チューリッヒ(スイス)
1位となったニューヨークをはじめ、アメリカの都市がトップ10のうち半数を占めています。
ロンドン・パリ・チューリッヒとヨーロッパからもランクインし、欧米の都市が上位を席巻する結果となりました。
なお分野別の1位は以下の通りでした。
- 経済:ニューヨーク(アメリカ)
- 人的資本:ロンドン(イギリス)
- 生活の質:グルノーブル(フランス)
- 環境:スバ(フィジー)
- ガバナンス:オークランド(ニュージーランド)
4位の東京は人的資本で高評価 大阪と京都は91位に
日本からは東京が総合4位にランクインし、大阪と京都が91位となっています。なお東京は、分野別では人的資本で2位、経済で10位にランクインしています。
東京が高く評価された人的資本分野は、教育の達成度や人口増加、企業本社などの指標を使用して、各都市の教育環境とビジネス環境を評価しています。
一方で各都市の評価について、東京においては高齢化や高額な住居費、賃金や所得の低下などを指摘しています。
オックスフォード・エコノミクスは、東京を安定した大都市として今後もランキングの上位に入り続けるだろうと評価する一方で、急成長する他都市との競争激化も無視できないといいます。
東京が世界都市ランキングで上位を維持できるかどうかは、東京の整った地盤を活用できるかどうかが重要だとしています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
Oxford Economics:Global Cities Index
【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
- インバウンド戦略の基本が学べる!
- 中国インバウンド市場の規模と最新トレンドがわかる!
- 中国特有のSNS・地図アプリを踏まえた対応策を学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント【7/9開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!